元F1の最高責任者であるバーニー・エクレストンは、フェラーリがチャンピオンシップに勝てないのはチームが“イタリア化されすぎている”ことが問題だと考えている。今シーズン、フェラーリはグリッドの“最速のクルマ”だと評されているが、ドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方でメルセデスに大きな差をつけられている。
バーニー・エクレストンは、フェラーリは成功を収めたミハエル・シューマッハ時代に戻るべきであり、現在のチームは“あまりにイタリア化されすぎている”と語る。「あまりにイタリア化されすぎてる。先日、昔に戻るべきだとある人に言っておいた」とバーニー・エクレストンはコメント。「(ジャン)トッドがそこにいて、状況は見ていたし、それほどイタリア化されてはいなかったし、ミハエルがチームを動かしていた。全てが少し違っていた。今は彼らはその種のセットアップを欠いているように思う」「フェラーリはメルセデスとはまった違ったやり方をしてしているだろ?」「メルセデスは純粋なチームであり、彼全員がレースをしている。自動車メーカーとは関係なくね」「フェラーリは自動車の生産面を見据えているし、それがF1のパフォーマンスに多かれ少なかれ連動している。異なる方法で動いている」