元F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、『マクラーレン・ルノー』の契約は締結されたのは間違いないと語った。40年以上にF1の実権を握ってきたバーニー・エクレストン(86歳)だが、今年1月のリバティ・メディアのF1買収により、現在は実権のない名誉会長という役割に退いている。
まだ正式発表はなされていないが、マクラーレンはホンダとの契約を解消し、ルノーとの3年契約を結んだと報じられている。バーニー・エクレストンは、マクラーレンとルノーが契約を結んだのは確実であり、マクラーレンとホンダが決別したことで、フェルナンド・アロンソがF1に残る道が開かれたと考えている。「ルノーの契約はすべて完了している」とバーニー・エクレストンは Daily Mail にコメント。「アロンソの残留は素晴らしいニュースだ」しかし、バーニー・エクレストンは、マクラーレンがホンダからルノーにエンジンを切り替えたからといって、マクラーレンがすぐにかつての強さを取り戻せるとは確信していないと語る。「マクラーレンが、ホンダと離れて、ルノーと組むことでより満足できるようになるかは私にはわからない」「いろんなことがうまくいかなかったのはホンダのせいではない。マクラーレンのせいだ」「彼らは協力して働くのではなく、あらゆることについて毎日のように言い争っていた。あれは少し馬鹿げていた」