元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーが、DTM(ドイツ ツーリングカー選手権)の運営組織ITRの代表に就任したことが発表された。DTMの創設者ハンス・ワーナー・アウフレヒトは、ITRの代表を退き、ゲルハルト・ベルガーは新たなチェアマンとしてDTMを統括していく。「私はツーリングカー・レースでモーターレースのキャリアを開始したし、常に多くの関心を持ってDTMをフォーローしてきた」とゲルハルト・ベルガーはコメント。
「DTMは、インディペンデント、パワフルなレギュレーション、強力なマニュファクチャラー、トップスポンサー、重要な国際的なパートナーシップ、そして、多くのファンがいるトップクラスのプロダクトだ」「これは将来への大きなポテンシャルを秘めた良い出発点だ。今後数週間で私が集中していく最初のタスクは、同僚のサポートを得ながた、詳細について良い深い洞察を得ていくことになる」「その後、我々は将来のための共同戦略を作成するためにこの強力な基盤を生かしていく」「それをやりつつ、国際的なパートナーシップをさらに検討していく。新しいマニュファクチャラー、特に重要なスポーツとエンターテインメントを組み合わせたフォーマットだけでなく、ドライバーのリスペクトを集めている素晴らしいレーシングカーに関しても検討していく」ハンス・ワーナー・アウフレヒトと同時に、ハンス・ユルゲン・アプトとウォルター・メータースもITRの取締役を辞任。ウォルター・メータースは、ヨーロッパF3選手権を運営するITRのF3部門のマネージングディレクターに留まり、ハンス・ユルゲン・アプトはアウディを走らせる彼のチームでシリーズに関与していく。
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