2020年のF1世界選手権 第3戦 F1ハンガリーGPの決勝が7月19日(日)にブダペストのハンガロリンクで行われた。スタート直後にウエットからドライへと路面状況が変化するコンディションのなか、主にスタートも失敗し、選択したスリックタイヤの種類を誤ったドライバーがポイント圏外に落ちることになった。リタイアはピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)の1台のみだった。
11位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「非常に複雑なレースだった。マシンに変更を加えていないので何が起こったのかはわからないけど、実際に予想よりもいい感じだった金曜日と土曜日よりもバランスがはるかに悪くなっていて、ドライブするのが非常に困難だった。とにかく同じマシンのようには感じられなかった。かなり苦労をしていたので、理解するためにさらに調査する必要がある。他のソフト勢よりも少し早くに交換したけど、おそらく楽観的すぎたかもしれない。でも、良い判断だったし、何周か速いラップができた。でもドライラインは一本だけだったので、オーバーテイクはできなかった。後から考えれば、ソフトは最適なチョイスではなかった。その後はただ遅かった。僕たちの前には多くの作業がある」12位:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)「今日のレースペースには満足していた。1周目ですでに何台かオーバーテイクできたし、ピットインもいいタイミングで呼んでくれた。ただ、2回目のピットアウト後には一度抜いたはずのマシンの後ろに入ってしまった。入賞が可能だと思っていたので、12位フィニッシュという結果には満足していない。もう一度、レースで何が起こったのかを振り返る必要がある。まだエンジニアと一緒にマシンの理解を進めているところだけど、この3レースで多くのことを学んできた。今日も一周一周がシルバーストンに向けたマシンの最適化のためにに重要だと考えながら走行していた」13位:ランド・ノリス(マクラーレン)「タフなリザルトだ。タフなレースだったというわけではないけどね。スタートが最も厳しかった。いいスタートを切ったけど、第2フェーズでホイールスピンが多すぎたし、すべてうまくいかなかった。あれは僕のミスだ。ウエットでのそれほど多くのスタートはやっていないし、素晴らしいスタートができたことはない。準備をしていたけど、まったくうまくいかなかった。残りのレースは、とにかくそこから挽回するために頑張った。オーバーテイクがとても難しいトラックだし、他にはやれることはあまりなかった。ペースは良かったし、マシンは運転していてかなり良かった。たぶん素早い蹴り出しが最も重要となるトラックでスタートに苦労してしまった。今シーズン最初の本格的な大きなミスだった。それに取り組んで、もっと強く戻ってくる必要がある。カルロスと僕をこの開幕3戦で可能な限り最高のポジションに置くために一生懸命働いてきたチームの全員に心から感謝したい。次の2つのグランプリはホームトラックだし、このレースを忘れることを楽しみにしている」14位:エステバン・オコン(ルノー)「序盤から厳しい週末だった。もちろん、結果には満足していないし、素晴らしい結果ではない。僕たち全員が落胆しているし、ここからさらに強くなって戻ってくるしかない。僕たちはチームとしてそこから学び、前進し、戻ってこなければならない。レースでは多くのことが起こったけど、どのコンディションでも僕たちは進歩することができなかった。見直して、このような結果を避けるために協力して懸命に仕事をしていかなければならない。開幕2戦はまずまずだったけど、今回のレースは十分な改善ができなかった」15位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)「僕にとってはそれほど忙しいレースではなかった。残念ながら、僕たちがポジションからスタートすれば、非常に困難な仕事が待ち受けていることになる。やれることはやったけど、ポイントには不十分だった。ペースはそれほど悪くなかったし、スタートでいくつか順位を上げることができたけど、ペナルティによって再開まで戻されてしまった。グリッドはちょっと滑りやすくて、ちょっとボックスからはみ出しすぎてしまった。戻る時間はなかった。もう少し順位を上げられたかもしれないので少し残念だ。予選を改善するためにやらなければならない仕事がたくさんあるけど、日曜日のパフォーマンスについてはポジティブに受け止めていいと思う」16位:ロマン・グロージャン(ハース)「チームの良い動きだったと思う。無線でインターにはあまりにドライだと伝え、僕たちはギャンブルをした。最初の数週は少しスリリングだったけど、その後は本当にうまくいった。ペースはよかった。左フロントタイヤにグレイングが出てきたけど、十分に保護することができなかった。いずれにしろ、OKだった。そこからは悲しいことに見直す必要がある。アルボンはターン1でかなり遅くに仕掛けてきて、僕のフロントウイングにヒットしてダメージを負った。その後はパフォーマンスがかなり低下した。頑張ったけど、その後は同期がとれなくなってしまったし、ポイント圏内に留まることができなかった」17位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)「昨日の予選の後、準備を上げるのが難しいことはわかっていたけど、少なくともレース終盤のペースは満足できるものだった。スタートはOKだったけど、1回目のピットストップで交換したソフトタイヤは今日の最適なコンパウンドからはかけ離れていた。多くのタイムが犠牲になったし、ハードタイヤに交換ははるかに良かったけど、それまでに失った多くのポジションを取り戻すには遅すぎた。シルバーストンまで1週間の間隔は、僕たちが過去数週間で起こったことをもう少し理解するために非常に重要になる。マシンを改善して、次のトリプルヘッダーでもっと良い状態に整えるために本当に懸命に作業しなければならない」18位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)「まずはウエットスタートがうまくいなかった。とてもトリッキーだった。何らかの理由でイン側の全員が苦労したと思う。そこからのペースは本当に悪かったし、何が起こっているのか理解する必要がある。去年は反対だった。予選よりもレースペースの方がよかった。今の僕たちは土曜日にはかなり速いけど、日曜日にかなり苦しんでいる。でも、全体を見て、僕たちが果たした進歩に目を向ければ比較的満足できる。ポジティブなことがたくさんあるし、とにかくネガティブことを修...
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