2019年のF1世界選手権に参戦する全10チームの20名のF1ドライバーラインナップが出揃った。フォース・インディアは11月26日(金)にランス・ストロールがチームに加入することを発表。公然の秘密となっていたこの移籍が発表されたことで2019年のF1ドライバーラインナップが確定した。2019年のF1世界選手権はグリッドが大きく様変わりする。
今年と同じドライバーラインナップを継続するのはメルセデスとハースだとなり、6名がチームを移籍、4名がF1フル参戦デビュー、2名がF1復帰を果たす。2019年のF1世界選手権では3名のルーキーが下位カテゴリーのF2から昇格。チャンピオンを獲得したジョージ・ラッセルはウィリアムズ、2位のランド・ノリスがマクラーレン、そして、3位のアレクサンダー・アルボンがトロロッソ・ホンダでF1デビューを果たす。アントニオ・ジョビィナッツィがザウバーで初のF1フル参戦を果たす。また、2名がF1復帰。ダニール・クビアトがトロロッソ・ホンダ、そして、ロバート・クビサがウィリアムズで9年ぶりにF1グリッドに復帰する。チームを移籍するのは6名。ダニエル・リカルドがレッドブルからルノー、カルロス・サインツがルノーからマクラーレン、キミ・ライコネンがフェラーリからザウバー、シャルル・ルクレールがザウバーからフェラーリ、ピエール・ガスリーがトロロッソからレッドブル、そして、まだ未発表だが、ランス・ストロールがウィリアムズからフォースインディアに移籍する。今季F1に参戦していたドライバーでは6名が姿を消す。フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が引退、ストフェル・バンドーン(マクラーレン)がフォーミュラEに転向、マーカス・エリクソン(ザウバー)がインディカーに転向、エステバン・オコン(フォースインディア)はメルセデスのリザーブドライバー、セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)とブレンドン・ハートレー(トロロッソ)の活動は未定となっている。また、公表されたエントリーリストでは、レーシングポイント・フォースインディアから“フォースインディア”の名称が外され、“レーシングポイント”としてエントリー。グリッドに10年間存在していたフォースインディアの名前が消えることになる。だが、チームはこの名称は暫定的なものであり、再び変更する可能性を示唆している。また、今年10月のF1日本GPでフィリップ モリス インターナショナルと“Mission Winnow”というイニシアティブを発表していたフェラーリは『Scuderia Ferrari Mission Winnow』としてエントリー。ハースF1チームは、エナジードリンク企業のリッチエナジーをタイトルスポンサーに迎えて『Rich Energy Haas F1 Team』として参戦。ウィリアムズは、今シーズン限りでタイトルスポンサーのマルティニとの契約が終了し、来季は『Williams Racing』に変更される。2019年 F1ドライバーメルセデス44 ルイス・ハミルトン77 バルテリ・ボッタスフェラーリ5 セバスチャン・ベッテル16 シャルル・ルクレール レッドブル33 マックス・フェルスタッペン10 ピエール・ガスリールノー3 ダニエル・リカルド27 ニコ・ヒュルケンベルグハース8 ロマン・グロージャン20 ケビン・マグヌッセンマクラーレン55 カルロス・サインツ4  ランド・ノリスレーシングポイント(フォースインディア)11 セルジオ・ペレス18 ランス・ストロールザウバー7 キミ・ライコネン99 アントニオ・ジョビナッツィトロロッソ・ホンダ26 ダニール・クビアト※ アレクサンダー・アルボンウィリアムズ88 ロバート・クビサ63 ジョージ・ラッセル※未発表
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