2018年のF1世界選手権 最終戦 アブダビGPの予選が11月24日(土)にヤス・マリーナ・サーキットで行われた。今シーズン最後のポールポジションを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。コースレコードを更新する1分34秒794をマークして、今シーズン11回目、通算83回目となるポールポジションを獲得した。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが今シーズン7回目のフロントロー独占となった。
3番手にはセバスチャン・ベッテル、4番手にはキミ・ライコネンとフェラーリ勢、5番手にはダニエル・リカルド、6番手にはマックス・フェルスタッペンとレッドブル勢。フェルスタッペンはトップ6のなかで唯一ハイパーソフトタイヤでのスタートとなる。1番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)予選セッションで1-2とはなんて素晴らしいシーズンの締めくくりだろう。メルセデスの全員のことを誇りに思う。サポートがなければこの結果は達成できなかったし、チームの一員であることを本当に誇りに思う。メカニック、エンジニア、ストラテジスによる今年のレース週末のチームのパフォーマンスを見てもらえれば、僕たち全員が腕を上げているし、チームとして自分たちを高め続けている。それは本当に僕に奮い立たせている。彼らを失望させないように僕を促している。今日の予選セッションは素晴らしかったし、とても楽しかった。かなりスムーズに進めることができたし、チームはクルマを正しいウインドウに入れるために本当にいい仕事をしてくれた。最後のラップで改善するのはいつも難しいことだ。特にQ1の最初のラップがかなり良かったときにはね。でも、なんとかギャップを広げることができた。まだ明日は長いレースだし、やらなければならない仕事はたくさんある。でも、今日の結果には本当に満足している。来年力強いスタートを切る基盤にできるように絶好調でシーズンを締めくくりたい」2番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)「チームとしての素晴らしいパフォーマンスだ。ブラジルでコンストラクターズタイトルを獲得したにもかかわらず、全員がまだ本当に高いレベルでパフォーマンスを発揮し続けて、ここにいることに満足し、本当に意欲的であるのは印象的なことだ。今日はポールを獲りたかったけど、ルイスはまた見事な予選をしたと思うし、僕はQ3で十分なタイムを見い出すことができなかった。Q3の最初の走行を終えて改善の余地が残っているのはわかっていたし、ルイスと僕の二人ともがタイムを見い出したけど、彼の方がより完璧なラップをまとめあげた。でも、Q3でそれなりのラップができて、チームにとってふさわしいフロントローを独占できたことには満足している。僕たちのペースは良さそうだけど、フェラーリとレッドブルとはかなりの僅差だし、明日のレースでどうなるか見てみなければならない。レースでは常に前にでるチャンスはある。自分にチャンスが巡ってくるのを待っているし、1番になれることを願っている」3番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)「今日はタイヤ戦略という点で正しい方向性を導き出せして、それを機能させることができたと思う。昨日はいろいろなことにトライしたけど、ハイパーソフトは長くは持たなかったので、レースをスタートしたいタイヤではないと確信していた。Q2の2回目の走行でタイムを縮めなければならないいことをわかっていたけど、ウルトラソフトでスタートしたかったので、リスクを負ってQ2で同じコンパウンドで2回目の走行をしたことには満足している。全体的にセッションには満足している。明日に関してはフロントローからスタートしたかったけど、僕たちのメインのライバルはQ3の最後の走行でパフォーマンスを少しセーフしていたかもしれない。ガレージでスタッフたちにレースではできる限りの戦いをしようと話した。何かが起こるかもしれないしね。今日はストレートで良いスピードがあったけど、最終セクターで少しダウンフォースが欠けていたように思う。何ができるか見てみよう。長いレースになるのは確かだ」4番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)「堅実な予選セッションだった。今日はクルマに何もおかしなところはなかったと思うし、何も不満はない。実際、かなりうまく機能していたし、特にセクター3で少しスピードが欠けていただけだ。そこで最も失っていたし、週末ずっとそんな感じだった。僕たちのライバルはセッション前半で少し駆け引きをしていたのかもしれない。最終的なマージンは大きかったからね。明日に関して言えるのは、ベストを尽くすということだけだ。僕たちはウルトラソフトでレースをスタートするし、トップチームのすべてがその選択だ。今日までそのコンパウンドはあまりテストしていなかったし、レースペースに関しては金曜日のロングランの数字がいくつかあるけど、プラクティスはレースとは別ものだし、通常、日曜日にはギャップは少し縮まる」5番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)「今日は速さがあったし、楽しかった。実際、楽しい予選セッションだった。キミが4番手だったと思うけど、ほんの0.5秒差だった。5番手よりも4番手の方がハッピーだっただろうけど、僕たちはウルトラソフトでQ2を通過できたし、それが目標だった。ウルトラとハイパーの間には1秒くらいの大きなギャップがあるし、ウルトラでQ2を通過するにはパーフェクトなラップを行う必要があった。10番手でギリギリだったけど、チームはラップを中止するよう呼びかけてくれたし、僕たちはそれをやり遂げることができた。Q3の最初の走行は良かったし、とても僅差だと思ったけど、メルセデスとフェラーリの両方が改善した。5番手と6番手は順位表ではそれほどスペシャルには見えないけど、ギャップは小さいし、僕たちには競争力がある。僕たちには堅実なレースペースがあるし、僕たちのデグラデーションがフェラーリヤメルセデスよりも良くて、プレッシャーをかけられることを期待している。2台のフェラーリの後ろのグリッドからスタートするし、現時点で表彰台に上がるには彼らが立ちはだかっているので、出来るだけ早くに彼らの前に出たいと思っている。週末ずっと特に最終セクターで僕たちのクルマは強かったし、表彰台争いはまだこれからだ」6番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)「今日の予選の内容にはまったく満足できていない。Q3の最初の走行の後、グリップを改善するためにタイヤ温度を下げる必要があることがわかった。最後の走行でそれにトライしたけど、残念ながら、まだタイヤは...
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