2018年のF1世界選手権の第2回 F1バルセロナ合同テストが3月7日(水)にバルセロナのカタロニア・サーキットで2日目を迎え、ダニエル・リカルド(レッドブル)がトップタイムをマーク。トロロッソ・ホンダはブレンドン・ハートレーが5番手タイムを記録した。2日目のバルセロナも天候は晴れ。2日目は走行距離を稼げるよう全体の昼休みをとらずにセッションが行われた。
トップタイムを記録したのはレッドブル・レーシングのダニエル・リカルド。ハイパーソフトタイヤでカタロニア・サーキットのトラックレコードを更新する1分18秒047を記録。2番手にはルイス・ハミルトン、3番手にはバルテリ・ボッタスとメルセデス勢、4番手にはセスチャン・ベッテル(フェラーリ)、そして、5番手にはトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーがトップから1.766秒差でトップ3チームのドライバー勢に続いた。1番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)「良い日だった。なんとか切り抜けることができたよ! 今日は楽観的な走行プランを立てていたし、多くのことを成し遂げるのは難しいと思っていたけど、その全てを達成できたので良かったと思う。今夜はぐっすり眠れるよ! 今日は大量のラップを走り込めたし、そのなかでいくつか速いラップも走れた。素晴らしかったね。ハイパーソフトが助けになったのはもちろんだけど、午前中の序盤にいくつか変更を施して、ミディアムで走行した後、ソフトタイヤでも走った。僕たちが施した変更はクルマに役立っているように思うし、自信を感じることができるようになった。今日は気温もいい感じで本格的なテストを開始することができた。問題なかったよ。17秒台に入れたかったけど、レースまで取っておくことにするよ。状態としてはいい位置まできていると思う」2番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)「今日はポジティブだった。クルマの感触はいいし、タイヤも機能している。天候がいいもうれしいね。おかげでしっかりと走れるし、マイレージを稼ぐことができた。今のところ信頼性は旅行だ。冬を通してチームが取り組んできた全てのハードワークの賜物だ。まだ進行中の作業だけど、間違いなく正しい方向に進んでいる。チームは僕たちが今登っている上向きの勾配を継続するために、現場でもファクトリーでも懸命に仕事をしている。そういったみんなが頑張って生み出したクルマをドライブできることを本当に誇りに思う。コースに出て、このクルマの性能を引き出し、それにふさわしい結果を残せることを誇りに思う」3番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)「クルマの感触は問題ない。最初に何度か短めの走行をしタアと、長めの走行に行った。今日もまた改善できたのは間違いない。昨年から良い進歩を遂げられているけど、他のクルマも速そうだね。それなりに気温が高いので、適切なテストができているし、今日はたくさんのことを学ぶことができた。ソフトコンパウンドからもっと引き出すにはやるべき作業がある。僕は常にクルマからすべての性能を引き出すことを楽しんでいるけど、まだこのパッケージのポテンシャルはフルに解放できていない。もっとパフォーマンスはある」4番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)コメントなし5番手:ブレンドン・ハートレー (トロロッソ・ホンダ)「今日は実りのある日となった。午後に細かいトラブルがいくつか発生したが、時間をかけることなく修復できたので、最後には多くの燃料を積んだ状態でのロングランもテストできた。STR13をだんだんと理解できるようになってきている。僕にとってはテスト1の初日以来久しぶりの走行となったが、クルマが非常に仕上がってきておりとても素晴らしい。この2日間での幾つかのトラブルも問題なく解決されているので、全体的にとても上手くいっていると思う。午前中、今までと違ったクルマのセッティングだったせいかハンドリングが難しく感じた。スピンもしたが、シーズン開幕前のテストで起こったので、かえってよかった。ロングランでのテストの感触もよく、最終的にとても満足できる結果となった」6番手:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン)「もちろん、僕たちが今日に予定していたプログラムは50周を超えるものだったけど、この数日間、僕とストフェルはトラブルに見舞われている。でも、それもテストの一部だ。今はメルボルンの10周目に何かが起きないことを願うよ。それでも、有益な学習だったし、クルマをさらに強くできていることには満足している。午前中にプログラムの重要な部分は完了することができていたので、残りの日はロングランをして、もっと情報が必要ではないラップを刻む予定だったので、今日失ったラップについてはそれほどストレスを感じてはない。オーストラリアに向かうまでに僕にはもう日あるし、新しいパッケージについてもっと多くの発見ができるようにロングランや追加のもをチェックできることを願っているけど、冬季テストで必要な根本的な問題はすでに答えが出ているから、僕にとって最終日はそれほど重要ではない。明日、オーストラリアに行くとしても問題ないと思っている」7番手:カルロス・サインツ (ルノー)「今日は素晴らしい一日だった。走行プランを完了させることができたし、トラブルなく多くのラップを走ることができた。ようやく路面コンディションも典型的なものになってきている。ある時点では風も強くなったし、バルセロナのノーマルな路面温度とグリップレベルだった。クルマを理解することに役立った。今日は異なるセットアップオプションを探ることに集中したし、本当に楽しかった。とても生産的な午前中だった」8番手:ロマン・グロージャン (ハース)「クルマに戻れてうれしい。一日を楽しんだ。前回、僕がドライブしたのはテスト初日だったけど、そこからチームは素晴らしい仕事をしている。クルマの感触はとても素晴らしい。序盤に感じていたポジティブなフィーリングもまだあるし、走っていても楽しい。午後にちょっとした問題があって走行時間を失ってしまったのは残念だ。でも、僕たちがコース上で過ごした時間は貴重な時間になった。最も重要なことはクルマに良いフィーリングをてていることだ」9番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)コメントなし10番手:ランス・ストロール (ウィリアムズ)「今日はそれほど話すことがないけど、昨日と同じように良い一日だった。午前中にクルマに乗って、多くの走行ができたし、感触は良かった。確実に進歩している...