長年マクラーレンでテストドライバーを務めたペドロ・デ・ラ・ロサは、マクラーレン・ホンダが2016年シーズンも優勝はできないだろうと考えている。プレシーズンテストが開催されているバルセロナを訪れたペドロ・デ・ラ・ロサは「現実的でなければならない」と Radio Marca にコメント。「今シーズン、マクラーレンはレースに勝てないだろう。彼らはだいぶ良くなったし、良いスタートを切った。だが、改善できたとしてもQ3進出や表彰台だろう」
ペドロ・デ・ラ・ロサは、もうひとつの元雇い主であるフェラーリにも言及した。「今シーズン、僕たちは定期的にレースにかつ4台のクルマを見ることになるだろう」とペドロ・デ・ラ・ロサは予想。「フェラーリの2台とメルセデスの2台だ。両方とも残りよりも上にいる」「フェラーリのようなビッグチームが、素晴らしいタイムで何も隠さずにすぐに武器を示したことには驚いた」ペドロ・デ・ラ・ロサは、自分のF1キャリアはもう終わっていると認め、現在はWECへの転向を調査している。「できるなら、120歳でトラックにいたいね」とペドロ・デ・ラ・ロサは冗談めかしてコメント。「フェルナンドと同じだ。彼の引退についての話は馬鹿げている。諦めることはフェルナンドが最後にすることだ」