今年のGP2チャンピオンを獲得したダビデ・バルセッキは、自分はF1グリッドにイタリア人ドライバーを戻すチャンスに値すると考えている。ヤルノ・トゥルーリがケータハムのシートをヴィタリー・ペトロフに明け渡したことで、今年は1973以来となる、F1にイタリア人ドライバーが参戦していないシーズンとなっている。
イタリア人ドライバーのダニデ・バルセッキ(25歳)は、シンガポールでルイス・ラジアを抑えてGP2のタイトルを獲得した。GP2チャンピオンを獲得したが、F1でシートを獲得できなかった唯一のドライバーとして、同じイタリア人のジョルジオ・パンターノがいる。「イタリアで、彼はずっとF1にイタリア人ドライバーがいないと言っているよ」とダビデ・バルセッキは述べた。「でも、今までにそれに値したのは誰か?」「去年、(GP2で)僕たちはルカ・フィリッピと2位になった。素晴らしかったが、2位だったのは残念だった」「その前に素晴らしいチャンピオンであるパンターノがいたが、彼は以前F1にいたし(2004年にジョーダンで参戦)、年齢が高過ぎたのかもしれない」「今年、もう一人のイタリア人チャンピオンがいる。現在、僕たちにはそれを生かせる十分な強さがあるので、(F1で)チャンスがあることを本当に願っているし、そこにいるに相応しいことを示せると思う。準備はできているし、そこにいるための十分な強さがあると思う」
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