ランボルギーニのファクトリードライバーであるダニール・クビアトは、2026年シーズンにGT3レースへ本格転向し、日本のSUPER GT GT300クラスにJLOCから参戦する。元F1ドライバーのクビアトにとって、これがSUPER GT初挑戦となる。クビアトは、JLOCが投入する2台のランボルギーニ・ウラカンGT3 EVO2のうち1台をドライブし、全8戦のシリーズに出場する予定だ。開幕戦は4月12日に岡山国際サーキットで行われる。
今回の参戦は、クビアトが2024年の発足当初から関与してきたランボルギーニのLMDhプログラム(SC63)が、2026年シーズンは休止となったことを受けて実現した。クビアトはGT3でのレース経験はないものの、日本のレースシーンに以前から強い関心を抱いており、新たな挑戦に意欲を示している。「ランボルギーニとのLMDhプログラムはうまくいかなかったが、それでも今シーズンもコラボレーションを続けたいと考えていた」とクビアトは語った。「いくつか選択肢を話し合う中で、個人的に日本でレースをすることにとても興味があった」「JLOCとのこのチャンスを見たとき、日本で走るにはとても良い機会だと思った。SUPER GTは評価の高い選手権だし、サーキットや日本のレース文化を学ぶ絶好の場だ」「日本でのレースは、ずっと自分のリストにあった。国や文化に魅了されてきたし、クルマに対する情熱も非常に大きい。ここで足がかりを築けるのは本当に素晴らしいことだ」クビアトがJLOCのどちらのエントリーを担当するのか、またチームメイトが誰になるのかは現時点では明らかになっていない。ただし、今回の起用は2021年以来となるJLOCのドライバーラインアップ変更となる。2021年以降、88号車は小暮卓史と元嶋佑弥がドライブし、2人は2024年のGT300タイトルを獲得。一方、87号車は坂口夏月と松浦孝亮が担当してきた。JLOCがSUPER GTでランボルギーニのファクトリードライバーをフル参戦させるのは、2018年にマルコ・マペッリを起用して以来となる。クビアトがウラカンGT3に初めて乗り込むのは、3月6〜7日に岡山で行われる開幕前公式テストになる見込みだ。「チームの仕事の進め方やクルマ、そしてタイヤを理解する必要がある。ヨーロッパと日本ではタイヤがかなり違うからだ」と31歳のクビアトは述べた。「ただ、これは自分にとって特別なことではない。例えばNASCARでも同じような適応を経験してきた」「高い期待がかかる立場には慣れているが、現実的でいること、そして自分の仕事に集中することが大切だ。もうすぐ本格的な作業が始まるが、このチャンスにとてもワクワクしている」なお、クビアトは日本でのSUPER GT参戦に加え、今季はランボルギーニの他のプログラムにも関わる予定であり、その詳細は「しかるべき時期」に明らかになるという。
全文を読む