アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、ホンダF1はパワーユニットに関して取り組まなければならないマイナーな領域はいくつかあるものの、パワー面でライバルに対して大きく劣っているわけではないと考えている。2020年シーズンに向けてホンダF1はパワーユニットに改良を加えてきたが、メルセデスのパワーユニットはそれを上回る進化を遂げていることが開幕3戦で明らかになった。
その一方でフェラーリは昨年の不正行為疑惑を背景に大きくパフォーマンスを落としている。だが、チーム代表のマッティア・ビノットは技術規則の変更によって他のパワーユニットメーカーも昨年と比較すれば全体的にパワーを落としているはずだと語っている。ホンダのF1エンジンは昨年よりパワーが少ないと感じているかと質問されたダニール・クビアトは「昨年に比べて劇的なパワーの低下はないのは確かだ。他の誰かがどうなっているかはわらないけどね。でも、僕たちは低下してはいない」とコメント。「確かにもっとパワーがあった方がいいけどね。今のところ、特に予選において、僕たちよりもストレートに少し速いと思える人は何人かいる」「しかし、劇的な変化や競争力の低下ない。ホンダが片付けなければならないことはいくつかある。でも、劇的なものは何もない」チームメイトのピエール・ガスリーは報じられているほどフェラーリのF1エンジンは悪くないと語る。「彼らはストレートで他とほぼ同じくらい速い。他のメーカーと比較してストレート速度とパワーに欠けているというわけではない。僕たちよりも速いときさえある。彼らが悪くなくないのは確かだ。ただ、去年の彼らは物凄く速かったけどね」ホンダのF1エンジンは昨年よりもパワフルになっているかと質問されたピエール・ガスリーは「いいや、ほぼ同じだ」とコメント。「もちろん、常にコンディションと風の量を確認する必要がある。当然、今年のマシンは昨年とは異うしね。でも、エンジンの全体的なパフォーマンスは同じ変わっていないように思う」
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