トロロッソ・ホンダのダニーエル・クビアトは、前戦F1イギリスGPでポイントを獲得したものの、まだ上昇気流に乗ったかを判断するのは早いと考えている。前戦イギリスGPで17番グリッドからスタートしたダニール・クビアトは、着実に順位を上げ、力強いレース運びを披露。序盤でミディアムタイヤに交換した後、セーフティカー導入のタイミングでハードに履き替え、そこからポイント圏内までポジションアップ。9位でチェッカーフラッグを受けた。
ダニール・クビアトは、次戦F1ドイツGPが開催されるホッケンハイムはトロロッソ・ホンダに合っていると考えているが、まだ上昇気流に乗ったかを判断するのは早いと語る。「前回のシルバーストンでは、週末を通じて苦戦したが、レースではいい追い上げをみせてポイントを獲得できた。重要なのは、レースでは抱えていた課題を解決し、本当に力強いペースを得られたことだ。この勢いを維持して、ドイツ、ハンガリーと続く連戦に臨みたいと思う」「中団は僅差の戦いだが、ホッケンハイムは僕らにとても合っていると思う。すべての面で全力を尽くさなければならない。シルバーストンでのパフォーマンスで僕らが上昇気流に乗ったかを判断するのはまだ少し早いと思う。レースごとに違いがあるし、シルバーストンのコンディションは、フランスやオーストリアと全く違うものだった」「ドイツはおもしろい戦いになるはずだ。簡単ではないと思うが、ポイント獲得を目指してベストを尽くしていく。ホッケンハイムはカレンダーから外れた時期もあったので、僕はここ何年か走っていない。もちろん、コースは覚えているし、シミュレーターでも走った。僕はとても好きなタイプのサーキットで、長い高速コーナーはとても楽しい。昔ながらの雰囲気があるのもいいね」「F1ではドイツ人ドライバーが多く活躍してきたこともあって、たくさんの観衆が最高の空気を作り出してくれる。マシンのこの部分が重要になると言いきるのは難しいサーキットで、全体にバランスのいいクルマであることが求められる」