シャルル・ルクレールは、F1カタールGPの決勝でマシン内のボトルに問題があったため「飲まなかった」と明かした。マクラーレンのオスカー・ピアストリが3位でゴールしたレースで、ルクレールはマックス・・フェルスタッペンに次いで2位となった。
レース後、ルクレールはメディアに対し、ドリンクボトルに何らかの問題があったと語った。「確かに飲めなかった。でも、正直なところ、このレースではそれほど問題ではなかったと思う。昨年だったら、本当に本当に大きな問題になっていたはずだ」とルクレールは語った。「ドリンクがなければレースを完走できなかったと思うけど、今年は実際、かなり楽だった」ルクレールが言及しているのは、もちろん、昨年の同グランプリ(10月開催)でドライバーたちを悩ませた極度の暑さのことだ。ローガン・サージェントは、疲労と熱中症の疑いによりウィリアムズをリタイアせざるを得なかった。今年のレースは7週間後に開催されたため、気温は昨年より約15度低かった。フェラーリは最終戦に向けてコンストラクターズランキングでマクラーレンに19ポイント差をつけられている。シャルル・ルクレールは「水分補給に関しては悪くなかった」と語り、さらに「でも、今日はセーブすることができなかったから、コーナーではかなり体力を消耗した」「基本的にセーブすることはできなかった。1周目から最終周回まで、ひたすら全力でプッシュし続けた。ドライバーとしてはとても楽しいけど、レース終盤の高速コーナーでは、ドライバーの誰もまともに走れていなかったと思う」「とても体力を消耗した」ルクレールの2位とチームメイトのカルロス・サインツの6位により、フェラーリは来週のアブダビでの最終戦に向けて、マクラーレンとコンストラクターズ選手権で接戦を繰り広げている。スクーデリア・フェラーリは2位につけ、21ポイント差でマクラーレンを追っている。最終戦は間違いなく、勝者を決定するエキサイティングなレースとなるだろう。