シャルル・ルクレールは、フェラーリF1チームと2024年まで契約を延長。新契約では年俸は3倍に跳ね上がったと報じられている。2016年にフェラーリのドライバーアカデミーに加入したシャルル・ルクレールは、GP3でチャンピオンを獲得。翌年にはF2でタイトルを獲得したルクレールは、2018年にザウバーでF1デビューを果たし、今年はセバスチャン・ベッテルのチームメイトとしてフェラーリに昇格した。
シャルル・ルクレールにとって2019年はブレークの一年となり、7回のポールポジションと2勝を挙げ、セバスチャン・ベッテルを倒してチャンピオンシップ4位を獲得した。フェラーリF1チームは、シャルル・ルクレールとの契約を5年間延長。2020年までの契約となっているチームメイトのセバスチャン・ベッテルがまだ契約を更新していないこともあり、ルクレールがフェラーリの将来であるとの見方が強まっている。また、それは年俸にも表れている。当初の契約では推定300万ユーロとされていたが、今回の契約ではそれが大幅に見直され、推定900万ユーロにアップしたと Corriere della Sera は報じている。フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは「今年の各レースでシャルルとの契約を延長したいという願望はますます自明となり、決定により、彼は今後5シーズンで我々と一緒にいることになる。それはシャルルとスクーデリアが共に強固な未来を持っていることを示している」とコメント。「シャルルは2016年から我々のファミリーの一員であり、アカデミーで達成した結果を誇りに思っている。しがたって、我々は今後何年も彼が我々と一緒にいることを発表できることを嬉しく思う。一緒に我々は跳ね馬の歴史に多くの新しいページを刻み込んでいけると確信している」セバスチャン・ベッテル(推定3500万ユーロ:約42億4000万円)との差はまだ大きいが、チーム内の格差は確実に埋められている。