シャルル・ルクレールは、F1ベルギーGPで初勝利を挙げ、次ぐF1イタリアGPでフェラーリに9年ぶりに勝利をもたらしたことで、フェラーリがわずか2年目で自分をチームに昇格させたことを批判していた批判家たちを黙らせることができたと感じている。フェラーリは、昨シーズン中盤にベテランのキミ・ライコネンに代えて、ザウバーでF1デビューを果たしたばかりのシャルル・ルクレールを起用することを決定して話題を呼んだ。
今年、シャルル・ルクレールはバーレーンGPでエンジントラブルに見舞われるまでトップを快走するなど輝きを見せた一方で、アゼルバイジャンGPの予選でクラッシュを喫するミスもあった。特にセバスチャン・ベッテルとのチーム内バトルは賛否を呼んでおり、フェラーリにルクレール起用に関しては否定的な意見もあった。シャルル・ルクレールは、自分のミスに対して自らを批判しており、ベルギーとイタリアでの2連勝は、フェラーリが自分を昇格させるという決定を裏付けるものになったと感じている。「シーズンは簡単なスタートにはならなかったし、いくつかミスを犯した。でも、それは言い訳にはならない。僕はシーズン開幕時からかなり成長している」とシャルル・ルクレールはコメント。「昨年、僕が若すぎて、F1での2年目であり、フェラーリには早すぎるという批評は理解できた。彼らは自分たちが分析した多くのデータを持っていた」「簡単な決断ではなかった。でも、最終的に私はこのような結果を出せたことを嬉しく思っている。何人かの人々が考えていたよりも自分が準備できていたことを示すことができたと思う」