2019年のフェラーリのF1ドライバーを務めることが決定したシャルル・ルクレールは“夢が叶った”と語り、これまでキャリアを支えてくれた人々への感謝を語った。フェラーリは9月11日(火)、2019年のドライバーとしてキミ・ライコネン(38歳)に代えてシャルル・ルクレール(20歳)を起用することを発表。ライコネンはザウバーと2年契約を結んで現役を続けることが決定している。
今年、ザウバーでF1デビューを飾ったシャルル・ルクレールは、戦闘力に欠けるマシンで5度のポイントフィニッシュを果たして評価を高めていた。2019年は4度のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルのチームメイトを務める。「夢が叶った。僕は2019年のF1世界選手権をフェラーリで走るんだ」とシャルル・ルクレールは自信のTwitterでコメント。「この機会を与えてくれたフェラーリには感謝の気持ちでいっぱいだ」「2011年から僕をサポートしてくれたニコラス・トッド、家族、もうこの世にはいないけど、僕のためにあらゆることをしてくれたパパの0かげだ」「僕にいろんなことを教えてくれたジュール(ビアンキ)に感謝している。僕たちは君のことを忘れたことはない」「そして、僕を信じてサポートしてくれた全てへ。皆さんを失望させないためにこれまで以上に頑張っていく」「でも、まずは僕に戦うチャンスとポテンシャルを示す機会を与えてくれた素晴らしいチームと終えなければならないシーズンがある。いぞく、ザウバー」2016年にフェラーリ・ドライバー・アカデミーに加入したシャルル・ルクレールは、GP3に参戦してチャンピオンを獲得。2017年はF2でチャンピオンを獲得し、ザウバーのリザーブドライバーに就任。今年、ザウバーからF1デビューを果たしている。ザウバーのチーム代表フレデリック・バスールは、シャルル・ルクレールのキャリアのステップをアップを祝福した。「F1でのシャルル・ルクレールのルーキーイヤーをサポートできたことは素晴らしい喜びだった」とフレデリック・バスールはコメント。「加入以来、彼はチームにモチベーションを与えてくれた。我々は絶えず改善しているし、一緒に最高の結果を達成するためにサイーズン終了まで懸命に仕事をしていく」「我々はシャルルの才能を認識しているし、彼には明るい未来があると確信している。我々は彼のことを密接にフォローし続けていくし、彼の活躍を祈っている」Thank you Jules. pic.twitter.com/jBpbdrRI43— FerrariDriverAcademy (@insideFDA) 2018年9月11日関連:フェラーリ、シャルル・ルクレールの2019年の起用を正式発表