F1に参戦するケータハム・グループは、ロードレース世界選手権Moto2クラスへの参戦に向けてチームを結成したことを発表。2014年から2年間はシューター製のマシンを使用。将来のMotoGPクラス進出を目標に参戦3年目からはオリジナルマシンを投入する。英国の自動車メーカー、ケータハム・グループの共同会長ダト・カマルディン・ビン・メラヌンは「地元のセパンで、Moto2クラスへの参入を発表できることが大変嬉しいです」とコメント。
「エアアジアを通じて、(CEO最高経営責任者の)トニ・フェルナンデスと私は、長年に渡ってモーターサイクルに情熱を持ち、ケータハム・グループとして、自分たちのチームを結成することは、自然の流れでした」「我々の最初のライダーは、ジョショ・ヘリンです。大変才能があり、AMA全米スーパーバイク選手権のチャンピオンとして、チームに加わります。2014年と2015年に設定する野心的な目標を達成するために、我々の信念を共有します。同様にズルファミ・カイルディンへの支援を継続します」「シューター・レーシング・テクノロジーとの間で、シャーシの供給に関して合意しました。これは実利的な動きであり、実績のあるデザインと実証済みの製造にアクセスすることが可能となることから、初日から最高のパートナーとして、我々のチームを構築することが許されます」とプロジェクトの概要を説明1人目のライダーに指名されたのは、参戦2年目のAMA全米スーパーバイク選手権で初タイトルを獲得したカリフォルニア州グレンデール出身の23歳、ジョシュ・ヘリン。「このチャンスに興奮している。チャンピオンシップへの参戦は幼い頃から夢。ここにいることが非現実的だ。ここに来るまでに懸命にトレーニングを積んで来た。非常に競争力が高いカテゴリーで、ビックなリザルトの獲得に向けて闘う準備がある」とジョシュ・ヘリンは意気込みを語った。