ケータハムは、F1バーレーンGP初日のフリー走行で、小林可夢偉が21番手タイム、マーカス・エリクソンが22番手タイムだった。フリー走行1回目にはロビン・フラインスが走行を行った。ロビン・フラインス「初めてのFP1に参加できて嬉しかった。今シーズン初めてトラブルフリーのプラクティスセッションを過ごせたし、チームにとってはさらに良かった。35周はまさに目標通りだったし、日曜日のためにプログラムを完了することができた」
「ルノーと一緒にパワーユニットに取り組んでいたので、タイムはあまり気にしていない。プレシーズンテストでここを走った時よりもクルマはバランスが良くなっているし、ルノーが大きく進歩しているのは明らかだ。レースペースがいいのは先週のマレーシアで証明している。今日の作業を基にして、日曜日のレースを組み立てていくことができる。ルノーと作業して、セットアップを最適化すれば、パフォーマンスはもっと良くなる。でも、僕は今日は自分の役割を果たしたし、自分の仕事に満足している。火曜日のピレリとのテスト初日にまたクルマに乗ることになっている。同じような信頼性があれば、彼らの役に立てると思うし、僕たちもさらに前進できるだろう」マーカス・エリクソン (22番手)「FP1は良かった。まずリアウイングを変更してデータを取り、それから主にレースに向けたフルプログラムに入った。セッションを通してパワーユニットのドライバビリティとバランスを改善し続けた。最初は高速コーナーでオーバーステア、低速ではアンダーステアが酷かったけど、車高などいくつかのセットアップを変えたら、セッションの終わりには良い方向に向かった。FP2ではもう少しセットアップを変えて、最初の印象としては全体的にグリップが増えた感じだった。特に高速セクションでのバランスが良くて改善が感じられた。でも、最初の走行時にパワーの問題が出ていたので、あまりプッシュはできていない。パワーがあったりなかったりと予測ができず、各コーナーでスロットルを開けた場合にどうなるのか全くわからない。結局、その問題のない状態では1周もできなかったし、最終的なラップタイムはパフォーマンス面のガイドにはならない。今夜はその点を詳しく調べてみるつもりだ。最後はソフトでスタートして、ロングランを終えた。デグラデーションレベルはかなり良かったけど、同じパワー問題でプッシュはできてはいない。残り5分くらいのところでパワーユニットにトラブルが発生して、クルマを止めるように言われた。それについてはルノーが調べてくれる。セッションの最後で助かった。やっとそれなりに良い金曜日を過ごせたことが一番大きい。FP1とFP2を終えて、今シーズンで一番良い状態だ。今夜もやらなければならないことは多いけど、オーストラリアや先週のマレーシアと比べれば、残りの週末に向けて明るい気分だ。次の目標は今日のマイレージを基にして、明日、本格的な進歩を果たすことだ」小林可夢偉 (21番手)「FP1に参加しなかったのですが、本当にクルマに戻りたかったですね。特に1回目のセッションでは良い信頼性があったし、残りの週末でかなり役に立ちますからね。クルマの感触はOKでしたが、低速コーナーと高速コーナーの両方でアンダーステアを抱えていたので、2回目の走行にむけてフロントに異なるアンチロールバーを試しました。小さな改善はありましたが、フロントのロックが多かったので、ブレーキングゾーンであまり攻められませんでした。ソフトタイヤの方がクルマは良かったですが、パワーをかけるととてもスナッピーでした。ソフトタイヤでの1回目の走行はトラフィックがありましたし、ターン4でイエローフラッグが出ていて減速しなければなりませんでした。次のクイックラップもそうでした。クリーンなラップが得られていれば、クルマにはコンマ数秒は縮められたと思います。でも、僕たちは最終スティントでミディアムでロングランを開始したので改善する機会がありませんでした。それは順調にいきましたし、僕にとって今年初めてかなりの数のラップで金曜日を終えることができました。通常、ここから長い金曜日の夜になりますし、明日は前進できると確信しています」関連:・F1バーレーンGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム・F1バーレーンGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム