カルロス・サインツJr.は、F1マシンに関してここ数年続いている重量増加のトレンドへの懸念を強調した。現在のF1カーの重量は最低でも798キログラムでなければならないが、来シーズンは800キログラムに増加する。F1カーの重量はここ数シーズンで劇的に成長しており、2024年のマシンは10年前のターボハイブリッド時代を謳歌していたマシンよりも100kg以上も重くなっている。
来年フェラーリを離れウィリアムズに移籍するカルロス・サインツJr.は、軽微な重量増加の積み重ねが継続的な懸念につながっていると示唆した。「もちろん、2キロは大きな変化ではない」とカルロス・サインツJr.はメディアに語った。 「問題は、2キロ、さらに2キロ、さらに2キロと重量が増え始めたときだ」「ここ10年間のF1の傾向は、ここで2キロ、あそこで3キロ、あそこで5キロと重量を増やし続け、最終的にマシンは800キロまで重ったことだと思う」カルロス・サインツJr. 安全性の向上を称賛F1は、新しいテクニカルレギュレーションが施行される2026年シーズンに向けて、より軽量な車両を目標としており、FIAは30kgの軽量化を目指している。カルロス・サインツJr.は、ここ数年の重量増加の中で、9kgのハロー装置などの安全性の向上により、全体的にはプラスになっていると強調した。 「以前は600kgくらいだった」とサインツJr.は語った。「2026年に向けて作業が進行中だと思う」「同時に、この重量によって車両の安全性も向上したと思う。衝撃吸収構造が強化され、ドライバーの安全性にも多くの取り組みがなされている。安全性を可能な限り高めたいという思いを決して否定するつもりはない」 「でも、重量を減らすためにできることは何でもすべきだと思う。ここにいるすべてのドライバーがそれを評価するだろう」「FIAとチームが2026年だけでなく将来のルールを決める際にもそこを考慮してくれることを期待している」
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