スクーデリア・フェラーリのカルロス・サインツは、F1オーストラリアGPで4位を失ったペナルティは、これまで見た中で最もアンフェアな決定だったと語った。カルロス・サインツは、残り2周となったレース最後のスタンディング再スタート時に、ターン1でフェルナンド・アロンソと接触してしまった。この接触によりサインツには5秒のタイムペナルティが課された。
レースはセーフティーカー先導で終了した。サインツは4位でフィニッシュラインを通過したが、後続に多くのマシンがひしめいていたため、最終順位は12位となり、ポイント圏外となった。サインツはスチュワードとの面談に向かう前にF1公式チャンネルの取材に応じ、遅刻によるペナルティをもう受けたくないと語った。「今、あまりにも怒ってるし、あまりにも失望していて、話すことができない」とサインツは語った。「本当に何も言えない」「話すよりもペナルティを免除してもらうためにスチュワードのところに行きたい。自分がこのペナルティに値するとは思っていないし、僕の人生で見た中で最もアンフェアなペナルティだ。だから、まずはスチュワードのところに行くつもりだ。もし行かなければ、またペナルティを科されることになるからね」サインツは、再スタート前の赤旗中断中に、レースエンジニアのリカルド・アダミから無線でペナルティを告げられた。サインツはこの決定を強く批判し、スチュワードの前で自分の主張をする機会が与えられるべきだと述べた。『いや、そんなはずはないよ、リッキー』とサインツは無線で語った。『ポイント圏外になるのが相応しいか? いや、受け入れられない。レースが終わるまで待って、僕と話し合う必要がある』『ノー、プリーズ。プリーズ、プリーズ、プリーズ、プリーズ、待ってくれ、待ってくれ、僕と話し合ってくれ。明らかにペナルティは相応しくない。厳しすぎるよ』サインツはチームに訴え続け、スポーティングディレクターのローラン・メキーズは、、この問題をスチュワードと話し合うと告げた。サインツ:みんな、何とかしてくれ。信じられない。僕たちは3位と4位で、彼らは1周のインシデントで僕をポイントから外そうとしている。かなりアンフェラだ。彼らが僕にこんなことをするなんて信じられない。メキース:それははっきりしている。カルロス、はっきりしている。レースを終えて、ここで話し合おう。サインツ:少なくともスチュワードの部屋で、スチュワードと話し合おう。メキース:もちろんだ。車を降りたらすぐに彼らに会いに行く。 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿