カルロス・サインツは、フェラーリF1との最初の2年契約よりも長くチームに留まりたいと考えていると認める。新型コロナウイルスのパンデミックによって、シーズン開幕前にマラネロを訪問することなく契約を締結したカルロス・サインツだったが、12月18日(金)にファクトリーを初訪問。チームとの顔合わせを済ませ、シート合わせも行った。
「僕たちの共通の目標はこの2年間を成功させることだ」とカルロス・サインツは語った。「有効期限なしでフェラーリに来たけど、全員の最初の目標は正しい方向性で良い2年間を過ごすことだ。サイクルをオープンにしたい」「私は賞味期限なしでフェラーリに来ましたが、みんなの最初の目標は正しい方向への2つの良い年です。サイクルを開きたい」とサインツは付け加えた。また、カルロス・サインツは、シャルル・ルクレールはカルロス・サインツとは異なる種類のチームメイトになると予想しているが、自動的に“ナンバー2”になることはないと確信していると語る。「ランドよりも真面目で静かなのでそれほど難しくないだろうし、その点で彼(ルクレール)は僕に似ているかもしれない」とカルロス・サインツは微笑んだ。「でも、僕たちは素晴らしい時間を過ごすことができると確信している」「自分がサインしている契約の種類はよく知っている。フェラーリは両方のドライバーが同じ扱いを受けることを保証しているし、実際、マッティア・ビノットがそれを強調する必要はなかった」「チームをトップに戻し、自分のチームメイトを含む対戦相手を置き去りにするためにフェラーリに来た」フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、数日前にミック・シューマッハはハースF1に2年間滞在し、その後はフェラーリに昇格する可能性があると語った。「僕はその記事を見ていないけど、それは僕の仕事ではないし、気にしてはいない」とカルロス・サインツは主張した。