カルロス・サインツは、F1はフェルナンド・アロンソがスポーツを離れる理由から学ぶべきだと考えている。来年、フェルナンド・アロンソの後任としてマクラーレンに移籍するカルロス・サインツは、アロンソの離脱はF1により競争力のあるグリッドが必要であることを示していると語る。
F1メキシコGPの木曜記者会見に参加したカルロス・サインツは「彼が離れることはF1にとって大きな損失だと思う」とコメント。「現時点でモータースポーツにおけるベストドライバーのひとりがグリッドにいないことは大きな損失だ。F1のため、そして、全員にとって、ベストドライバーの一人がなぜ離脱するのか、多くのドライバーが勝利や表彰台を争えるようなもう少し競争的なグリッドを持つことができない理由を考えるべきことだと思う」カルロス・サインツは、フェルナンド・アロンソは自分がF1ドライバーになるための“最大の影響”を与えたと語る。「F1をフォローしていて、2005年に彼と会った。そこで本気でF1ドライバーになりたいと思ったし、ここに来るために全力を尽くしていた。過去4年間、彼と戦えたことは夢の実現だった。もちろん、僕たちは彼がいなくなって寂しく思うだろう」マックス・フェルスタッペンもフェルナンド・アロンソがF1を離れるのは、レースに勝てる機会がないためだと考えている。「フェルナンドはウィナーだし、彼はレースに勝つことを望んでいると思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「彼は近い将来にそれが起こるとは考えていない。もちろん、彼はすでに数年間それを試みてきた。彼が離れる理由を理解できる。彼が勝てるかもしれない新しいアドバンテージがいくつかあれば、それは彼に大きな意欲を与えると思うし、将来、彼が戻ってくるかどうかがわかるだろう」フェルナンド・アロンソの元チームメイトで2005年のF1ワールドチャンピオンであるキミ・ライコネンは「何年もの間、良い戦いをしてきた」とコメント。「残念ながら、僕たち全員がどこかの時点でやめることになる。常に新しいドライバーが入ってくるし、僕たちのような年上のドライバーはどこかの時点で出ていかなければならな。そういうものだし、彼は自分のためにエキサイティングなレースを見つけると思うし、何が起こるかを知っていると思う」