2024年のF1世界選手権 第9戦 カナダGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。雨と2度のセーフティカーによる波乱に富んだレースでマックス・フェルスタッペンが今季6勝目。2位にはランド・ノリスが続き、3位のジョージ・ラッセルはメルセデスに今シーズン最初の表彰台をもたらした。
1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「とても実りある優勝になった。今日のようなレースはなにが起こるか分からないので、楽しんでレースをすることができた。天候が悪かったため、簡単にミスをしやすい状況だった。走行ラインから少しでも外れると、コースアウトして壁に衝突してしまうので、より集中して走らなければならなかたt。それでも、チームは落ち着いていて、ベストなタイミングで正しい判断をしてくれた。過去のレースでは今日のようなコンディションでもいい結果を残しているので、自信を持って挑むことができた。セーフティカーは時に有利にも不利にも働くけど、今日は運がよかったようだ。終盤にスリックタイヤに変えてからはマシンのペースはとてもよく、最後まで維持することができた。タフなレースウイークだったけど、60勝目を挙げることができたことを誇りに思う」2位:ランド・ノリス(マクラーレン)「波乱に富んだレースだった!正直に言うと、最初から最後までいいレースができたと思う。車内のコンディションはすごくストレスフルだったけど、同時にすごく楽しかった。最初の2スティントはとてもよかったけど、セーフティカーのせいでちょっと運が悪かった。いいレースをし、ミスもしなかったマックス・フェルスタッペンはよくやった。2位で満足している。すごく楽しかったし、チームのためにいいポイントを獲得できた。週末ずっと車は最高だったから、マクラーレンのみんなに感謝する。また表彰台に上がれてすごくうれしい。トップに返り咲くために戦い続ける」3位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)「今日は自分自身に失望している。ミスが多すぎて、後退し、勝利のチャンスを失ってしまった。限界ギリギリまで攻めていた。それでも3位という結果に失望できるのは素晴らしいことだ。ここ数レースで少しずつ進歩してきたし、カナダに来てポールポジションと表彰台を獲得できたことは本当に励みになる。週末を通してコース上での最速のマシンの一台だったし、間違いなく進歩している。ここから得られるポジティブな要素はたくさんある。路面コンディションは信じられないほど厳しかった。ホイールが1ミリでもラインから外れると、大変なことになる。残念ながら、僕が犯したミスは他の車に先行を許すという結果につながってしまった。他のドライバーもミスを犯したけど、僕たちほど大きな代償を払うことはなかった。それでも、自分たちのペースを守り、表彰台まで挽回することができた。今後も努力を続け、マシンを開発していく。バルセロナに行くのが楽しみだ」4位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「今日はチームにとって良い結果を残すことができた。また、今週末はトップに近づけたように感じられ、とても心強い。ブラックリーとブリックスワースのみんな、最近のアップデートを実現するために一生懸命働いてくれて本当にありがとう。正しい方向に進んでいるので、今後もその進歩を続けるために努力を続けていく。僕個人としては、最高の週末ではなかった。上位争いができるペースだったけど、最終的には4位で終わった。これから、もっと強くなって戻ってくるために何をすべきかを考えようと思う。全体的にミスが多すぎたけど、ポジティブな面としてはマシンのパフォーマンスが挙げられる」5位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「5位。もちろん、ガレージの僕の側としては望んでいた結果ではないけど、チームとしては良いポイントを獲得できたし、コンストラクターズ選手権でも前進できた。メルセデスがフレッシュタイヤで最終スティントで記録したペースは予想以上だったけど、レースは大混乱になる可能性もあったので、結果には満足できると思う。これからはトリプルヘッダーに全力を尽くす。何ができるか楽しみだ」6位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)「チームにとって良いレースだったし、非常に厳しいレースウィークエンドで6位と7位でフィニッシュできたのは良い結果だ。バルセロナに向けてもっと楽観的になれると思う。天候は不安定だったけど、僕にとっては孤独なレースになってしまった。トップ5のマシンは今日は少し速すぎたし、後方に脅威となるマシンもあまりなかったので、僕たちにできることはあまりなかった。天候が不安定でストレスフルなレースだった。ミスを避け、適切なタイミングでタイヤを交換する必要があった。最も重要なのは、2台とも完走し、チームにダブルポイントをもたらしたことだ」7位:ランス・ストロール(アストンマーティン)「今日のパフォーマンスにはとても満足している。これまでで最も難しいレースのひとつだった。刻々と変わるコンディションに気を引き締める必要があったけど、うまく対応することができた。最初のスティントは、特に路面が乾き始めたため、タイヤの管理が本当に重要だった。そして、セーフティカーが導入された2回目の雨のときに、インターミディエイトタイヤに交換するためにピットインすることができた。ハードコンパウンドへの切り替えをうまく判断し、他のマシンが苦戦する中、コース上に留まるできた。このサーキットの特性は間違いなく僕たちのマシンに合っていたけど、集中力を保ち、チャンスを最大限に生かすために良い仕事をしたと思う」8位:ダニエル・リカルド(RB)「このレースウイークは、はじめからいいスタートを切ることができた。今日は荒れたレースとコンディションだったので、ポイントを獲得できてうれしい。ジャンプスタートでペナルティーを受けた時はすこし混乱してしまった。ライトが消える前にスタートしたつもりはないえkど、スタート中にマシンが動いた感覚があったような気がした。原因を追究していくけど、今日はこのことが足を引っ張ってしまった。ピットインしてインターミディエイトタイヤに変更したけど、ほかのマシンたちからポジションを奪われてしまい、ニュータイヤをうまく活かすことができなかった。ポイント圏外となってしまったけど、ミディアムタイヤに履き替えて走行していたレース終盤に路面がだ...
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