ピエール・ガスリーは、2026年シーズン開幕時にキャデラックがF1に参戦し、グリッドに「より多くのライバル」が加わることを楽しみにしている。アルピーヌF1チームでレースをしているガスリーは、2台のマシンが加わることで、コース上でのアクションやレースがさらに盛り上がることを期待している。また、パドックの拡大はF1にとって「エキサイティング」な決定だと述べた。
2010年から3年間は12チームが参加していた時期もあったが、2016年以来、10チーム以上が参加する選手権は存在していない。1990年代初頭には、26台のグリッドを構築するために予備予選が必要だったことを考えると、隔世の感がある。2017年にF1デビューを果たしたガスリーは、2026年シーズン開幕時には、F1キャリアで初めて11チームを経験することになる。「ワクワクするね」と28歳のガスリーはメディアに語った。「F1で22台のマシンとレースするのは初めてになる」「ライバルが増え、おそらくアクションもレースも増えるだろう。ワクワクするね」「非常に才能ある若いドライバー」に「より多くの機会」を2019年にデビューしたガスリーと同じ境遇にあるシャルル・ルクレールは、グリッドの拡大がF1に打って出ようとする若い才能に与える恩恵を強調した。「F1のシートを狙っている若いドライバーはたくさんいる」とルクレールはF1に参入するキャデラックについてメディアに語った。「F1入りを夢見る非常に才能のある若いドライバーたちに、より多くのチャンスが与えられることは明らかだ」「だから、これは良いことだ。グリッドに2台のマシンが増えるのはクールだ」