ジェンソン・バトンは、F1を“デンジャラス”にしようというコンセプトに賛成だと述べた。最近、ニキ・ラウダやキミ・ライコネンは、F1に視聴者を呼び戻すために必要なものとして、その言葉を使っている。 ジェンソン・バトンは、「僕自身は“デンジャラス”という言葉は使いたくない」と Auto Hebdo にコメント。
「その言葉が適切だと思わない。でも、彼らの言いたいことはわかる」 「たとえば、安全ではないコースを望んでいる人なんて誰もいない。でも、クルマのドライブをもっと難しくする必要があるし、コーナーでもっと速くしたい」ジェンソン・バトンは、最近のF1に対する多くの批判はもっともなものだと認める。「F1の視聴者は他のどんなスポーツよりも多い。だから、常に批判はあるものだ」 「でも、だからといって、改善できないわけではない。少なくとも、実際の参加者がハッピーだと感じられれば、ファンも満足してくれると思う。今はそうではない」F1ドライバーは、最近グローバルなファン調査を実施しており、194カ国、20万人を超えるファンがそれに答えた。 F1ファンは、タイヤ戦争や給油の復活を支持したが、この提案はチームによって一蹴されてしまっている。 元F1ドライバーのデビッド・クルサードは「カメラの前ではファンの望みが大切だとチーム代表たちは言うけど、僕に言わせれば、それはシェフが客に食べたいものを聞いておきながら、結局自分の好きな料理を作るようなものだ」と Auto Motor und Sport に述べた。 「一番人気のドライバーがキミ・ライコネンだという事実から、何がわかる?」「人々は個性が見たいということだ。とがった連中が見たいんだ。彼らが見たいのは、勝利、敗北、故障、エラー、アクシデントや論争だ。完成されたものは退屈だ」GPDAの調査でキミ・ライコネンに続いて人気だったのは、ジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソだった。 ジャック・ビルヌーブは「つまり、それは一番経験を持った3人ということだ」 「ドライバーの低年齢化は支持されていないということだ。チームがそれを理解しないのは驚きだ」「自分たちでマーケットリサーチをしたことがないのかな?」 一方で、デイモン・ヒルは、ドライバーがこのような調査を行わなければならないことはF1にとって心配な兆候だと述べた。「ローリングストーンズが調査を行ったなどという話を聞いたことがあるか? せめて、スポーツは自分たちがすべきことを理解していると思いたい」「人気で力を得ようとすれば、円を描いて回り続けるだけだ」
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