F1イギリスGPは、7月のイベントでシルバーストンにマインの観客を入れることを発表した。英国での6月21日にロックダウンを緩和する予定だったが、新型コロナウイルスのデルタ株が蔓延したことにより、イベントの人数制限の解禁を7月19日まで延期を決定。7月16日から18日まで開催されるF1イギリスGPは2年連続で無観客での開催になることが懸念されていた。
しかし、英国政府は、、スポーツ観戦やナイトクラブなどを含む大規模集会、屋内イベントの解禁に向けて試験運用する15件のイベントを選定。そこにF1イギリスGPが含まれた。F1およびシルバーストンは、2021年のF1イギリスGPに14万人に観客を入れられることを発表した。「Formula 1 Pirelli British Grand Prix 2021 が、英国政府のイベントリサーチプログラム(ERP)の最新フェーズに含まれ、7月16日から18日までのイベントに満員の観客を迎えることができることを嬉しく思う」と声明で述べた。「チケット所有者は、シルバーストンに到着してから48時間以内に行われた抗体検査の陰性証明、または完全なワクチン接種の証明(イギリスGPに参加する初日の少なくとも14日前に2回目の接種を完了)のいずれかを求められる」「シルバーストーンチームは、ERPの専門家、特にノーサンプトンシャーの公衆衛生局長と緊密に協力して、イベントを安全に運営できるようにする特定の入場条件について取り組み、今後10日以内にチケット所有者にこれらの詳細を発表する」F1は、シルバーストンで新しいスプリント予選フォーマットをデビューする予定であり、F1のCEO兼会長であるステファノ・ドメニカリは、それを目撃するために大勢の観客がそこにいることを喜んでいる。「シルバーストンがフルキャパシティーのイベントになることは素晴らしいニュースであり、土曜日の初めてのスプリントイベントと日曜日のメインイベントを見るために何十万人ものファンがそこにいる素晴らしい週末になるだろう」とステファノ・ドメニカリは Formula1.com で語った。「ボリス・ジョンソン首相、オリバー・ダウデン国務長官とマイケル・ゴーブ国務長官、そしてシルバーストーンのマネージングディレクターのスチュアート・プリングルのこの素晴らしいらしい成果を達成するためのたゆまぬ努力に心から感謝する。すべてのドライバーとチームはシルバーストンを非常に楽しみにしており、7月にそこに行くのが待ちきれない」スチュアート・プリングルは「これは我々全員が何ヶ月にもわたって取り組んできたものであり、今年の7月にフルキャパシティーの観客をシルバーストンに戻すのが待ちきれない。我々のファンの多くは2020年からチケットをロールオーバーしており、彼らは今、夏のハイライトの1つになると確信しているものを楽しむのに適した場所にいる」「イギリスGPが、パンデミックとの戦いに続いて、英国がいかにして軌道に乗ったのかを世界に示すことを提供する驚くべき安全な機会である認識してくれたことに対し、デジタル・文化・メディア・スポーツ省の文化長官と彼のチームがスポーツ部門を代表して尽力してくれたこと、また、首相、マイケル・ゴーブ、ナンバーのチームと内閣に感謝している」