シルバーストン・サーキットは、今週末のF1イギリスGPに向けて、昨年のイベントで導入された3つ目のDRSゾーンを廃止したことを発表した。近年、FIA(国際自動車連盟)はオーバーテイクを増加させるべくDRSゾーンの数と長さを実験してきた。3つのストレートが利用できる他の大部分のサーキットと同様に、昨年シルバーストンには3つ目のセクションが追加された。
3つ目のDRSゾーンは、ピットからビレッジのブレーキングポイントまで、高速アビーからファームのコーナーに追加されていた。しかし、2019年のF1イギリスGPでそれは廃止され、残りの2つのDRSゾーンはウェリントン・ストレートとハンガー・ストレートに設置される。昨年、新しいDRSゾーンでは十分なダウンフォースを持たないドライバーが、ブレーキをかけるときには自動ではなく手動でそれをDRSゾーンを閉じる必要があっり、批判を集めていた。FIAは変更の正確な理由を説明していないが、それはマーカス・エリクソンのクラッシュの原因となっていた。