シルバーストンは、F1イギリスGPの存続に向けて新契約の締結に近づいていると報じられている。シルバーストンの責任者は、2017年に以前のオーナーとの間で締結したF1開催契約の解除条項を行使。現在の契約下では2019年が最後のレースとなっている。シルバーストンは、より有利な財政条件で契約を結び直すためリバティ・メディアと交渉を重ねてきたが、進展は伝えられてこなかった。
しかし、F1ビジネスジャーナリストのクリスチャン・シルトは、最近、英国の政治家とF1の最高経営責任者のチェイス・キャリーが会議を行ったと Mail で伝えた。同会議には元F1チームの代表で英国のモータースポーツ協会の会長を務めるデビッド・リチャーズも参加した。デビッド・リチャーズは「グランプリの前に良い結論に至ると非常に前向きに捉えている」と Sportsmail に語った。「基本的なものや財政面については合意されている。あとは承認される必要がある最終的な詳細だけだ。私はそれらが承認されると確信している」デビッド・リチャーズは、F1イギリスGPをロンドンに移すという動きを支持していないと語る。「世界で最も優れたレーストラックのひとつであるシルバーストンを差し置いて、ロンドンやその郊外でレースをすることは支持できない」
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