ブリヂストンが、2009年の最終戦 F1アブダビGPの展望をタイヤサプライヤーの立場から語った。初めてのF1アブダビGPが今週末ヤス・マリーナ・サーキットで開催される(10月30日〜11月1日)。全長5.5kmの新しいエキサイティングなこのコースには、ミディアムとソフト両コンパウンドで臨む。アブダビGPは、3月にメルボルンで開幕し、スリリングな展開を見せた今シーズンの最終戦となる。ミディアムとソフトの組み合わせは、今年のベルギーとイタリアでも使用した。
安川ひろし (株)ブリヂストン モータースポーツ推進室長「私たちにとって新しい開催地でシーズン最終戦に臨めるのは素晴らしいことです。新しい立派なヤス・マリーナ・サーキットの完成は、このサーキットに関わった全ての人々の功績であり、世界中の数百万人に及ぶ観戦者がTVを通じて目にすることになります。中東はブリヂストンにとって戦略的に重要なマーケットであり、私たちはこのレースに大勢の大事なお客様をお招きする予定です」 浜島裕英 (株)ブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部長ヤス・マリーナ・サーキットの課題は何か?「このサーキットでレースをするのはまったく初めてなので、ほとんど未知の領域に踏み込むようなものです。もちろん、サーキットやチームと緊密に協力してコース・レイアウトのシミュレーションと評価に取り組んでいますし、路面のサンプルを使った作業も行っています。アブダビGPの前の週に当地でテストを行ったGP2アジアシリーズからデータを集めることもできます。このサーキットで予想される横Gは、バレンシアに類似したものになると考えています。路面はバルセロナまたは富士に似ています。アブダビの気温はバーレーンと同程度になると予想しています。このコースは新しく色が濃いため、路面温度はかなり高くなるでしょう。期間中に路面の改善が著しく進むと予想しています」タイヤのパフォーマンスで主に考慮すべき点は何か?「このサーキットはストリートコースの典型であるストップ・アンド・ゴー・レイアウトを採用しているので、トラクションが必要になるでしょう。新しい路面であるため、走行開始直後はグレイニングが発生する可能性があると予想しています。このコースには、ブリヂストンタイヤコンパウンドの中間レンジにあたるミディアムとソフトを用意します。温度がどの程度まで上昇するかについてですが、特に路面が新しく色が濃いため、路面温度について正確に予測することは困難です」
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