ブリヂストンの浜島裕英が、2009年のF1第5戦 スペインGPの展望をタイヤサプライヤーの立場から語った。浜島裕英 ブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部長バルセロナでの挑戦はなんですか?「バルセロナは、摩擦と粗さでいえば中間くらいの路面ですが、耐久面とドライバーの要求で、我々の硬い方の組み合わせが使われます。このサーキットでは左フロントタイヤが多くの働きをします。さらにチームとドライバーは、ここを良く知っているので、アドバンテージを得るのは大きな挑戦となるでしょう」
多くのチームがプレシーズンにここで最新マシンをテストしましたが、違いは生まれますか?「もちろん、このトラックでのチームの最新マシンでの経験は、セットアップの手助けになるでしょう。しかし、周囲や路面の温度はテスト時より高くなりそうなので影響を与えるでしょう。通常、ここでのラップタイムはかなり接近しますし、レースも接戦になります。バランスの良いサーキットレイアウトなので、全体のマシンバランスの良い指標になると思います。バルセロナでパフォーマンスを示すマシンは、多くの場所でも良いパフォーマンスをみせる可能性が高いです」開催日程:2009年 F1 スペインGP
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