トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1で遠慮せずに自分の思ったことを発言するようになったのは自分を守る必要があると実感したからだと語る。トロロッソ・ホンダは、2019年にレッドブル・レーシングに移籍するピエール・ガスリーの後任としてダニール・クビアトを起用することを発表。しかし、ブレンドン・ハートレーのシートについては不確実となっており、アレクサンダー・アルボンが2つ目のシートを獲得するとも報じられている。
ブレンドン・ハートレーは、2019年のための有効な契約を結んでいると主張。シーズン終盤に差し掛かり、チーム批判とも受け取れる発言が増えてきている。メキシコGPの週末にはチームがF1アメリカGP後のプレスリリースでピエール・ガスリーがフロアにダメージを負っていたことでパフォーマンスを発揮できなかったと記したことに不満を持っていることを示唆して物議を醸した。最近、自由な発言が増えていることについて質問されたブレンドン・ハートレーは「まあ、僕は自分の将来の質問に答え続けなければならないからね」とコメント。「自分自身を少しでも守らなければならないということに気づいたんだと思う。自力で生きていなければならない、自分がやっていることの目的のために戦わなければならないと感じるときがある」トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、メキシコGPの記者会見でブレンドン・ハートレーがシートを確保するためにはもっと良い仕事をする必要があると述べ、現状のままではハートレーがシートを喪失する可能性が高いことを示唆している。だが、ブレンドン・ハートレーはチームメイトのピエール・ガスリーに匹敵しているとの主張を繰り返しているが、トロロッソの評価は真逆だ。確かに今年ハートレーはガスリーと非常に拮抗したペースを示しているが、ガスリーが29ポイントを獲得しているのに対し、ハートレーは4ポイントとその差はかなり大きい。「1周目がうまく行かなかったり、1周目に接触したレースがいくつかあった」とブレンドン・ハートレーはコメント。「予選でのマージンが非常にタイトなときがあるし、それが結果に大きな違いをもたらしているのは確かだ。オーストリアのようにポイント圏内にいて、本当に良いペースがあったけど、サスペンションが故障してしまったレースもあった」「予選でトップ10に入ったハンガリーのように戦略を分けたレースもあった。逃したのは僕だけではなかったし、ルノーに合わせて早めにピットインして、残りのドライバーにオーバーカットされた。あれは単純にピエールの方が1周目が良かったケースだった」ブレンドン・ハートレーは、自身のルーキーシーズンと大きなキャリアの再調整の組み合わせによって、シーズン序盤に“多くのチャンスを逃した”と認める。シングルシーターから7年離れていたブレンドン・ハートレーがF1で2度目のチャンスを得たのは異例ともいえる出来事だった。レッドブルのジュニアドライバーから外された後、スポーツカーに転向したハートレーは、WEC(FIA 世界耐久選手権)で2度のタイトルを獲得し、ル・マン24時間レースを制している。「今、僕はここにいるし、環境をとても快適に感じている。僕は良い仕事をしていると思っている。でも、必ずしも自分の道を見失っているわけではない」「あらゆることが進んでいる中でも僕は自分のパフォーマンスに集中してきたし、自分には本当に良いペースがあることはわかっている。自分がやっている仕事はわかっている」一部報道では、F1メキシコGPの週末にレッドブルのモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコとクリスチャン・ホーナーがブレンドン・ハートレーに2、019年のトロロッソ・ホンダのドライバーとして、ハートレーに代えて、アレクサンダー・アルボンを通達したとも報じられている。
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