トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、夏休み後の2レースではポイントを狙える力はあったが“間違ったタイミングで間違った場所”にいてしまったためにインシデントに巻き込まれてしまったと悔やんだ。ブレンドン・ハートレーは、11番グリッドからスタートしたF1ベルギーGPでは、1コーナーでの多重クラッシュの影響を受けてポイント争いから脱落。
16番グリッドからスタートしたF1イタリアGPでは、発進直後にストフェル・バンドーンとマーカス・エリクソンに挟まれ、ザウバーと接触してサスペンションを壊してリタイアしている。「じれったかったね。テレビで見ていて素晴らしいレースだったけど、自分がそこにいられればはるかに良かっただろう」とブレンドン・ハートレーはコメント。「週末ずっと自分は強いと感じていたし、過去5つの週末で強いと感じていた。でも、間違ったタイミングで間違った場所にいたように思う。スパではターン1の立ち上がりで間違った場所にいて多くのポジションを失ってしまったし、モンツァはさらにそうだった」「過去2レースは僕たちにとって最強のものになるとは思っていなかったと言っていいと思うけど、スパでは予選12番手、モンツァでは僕とピエールの差は0.1秒とかなりの接戦だった。でも、僕たちは難しいトラックだと考えていたモンツァとスパでさえ自分たちが実際に戦えることを示していた」「だから、僕たちはシンガポールに自信を持たなければならないと思っているし、このレースから素早く気持ちを切り替えなければならない。チームの視点からは厳しいレースだった。ピエールにとってもね。彼も後退を余儀なくされた。もう焦点はすでにシンガポールに向いている。まったく異なるトラックだし、別のパッケージだ」昨年のシンガポールGPでトロロッソは4位入賞を果たしており、ブレンドン・ハートレーは、チームはマリーナ・ベイ・サーキットに高い期待をもって向かうと語る。「間違いないね。僕たちはモンツァでもポイントを狙っていた。スパとモンツァが難しいことはわかっていたし、ピエールはレースで後退してしまったけど、予想していたよりも優れたペースがあったと思う。でも、スパで僕たちはポイントを争えるペースがあることを示した」「理論的にシンガールは僕たちにとって良いトラックなはずだ。ホンダは改善を果たしているし、僕たちもクルマの理解をより深めていると思う。初めてトラックを経験するのを楽しみにしている」関連:2018年 F1シンガポールGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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