ブレンドン・ハートレーは、2018年シーズン終了後もF1で戦うことをすでに心に留めてシーズンに挑んでいると語る。2010年にレッドブルのジュニアプログラムを外されたブレンドン・ハートレーは、その後、耐久レースに転向してポルシェでル・マン24時間レースを制するとともに2度のWECチャンピオンを獲得。昨年、トロロッソで異例のF1復帰を果たし、今年はトロロッソ・ホンダでフルタイムのシートを確保した。
かなりユニークな状況でF1デビューを果たしたブレンドン・ハートレーだが、すでに今シーズン末以降の将来について考え始めていると語り、1年以上F1で戦い続けていくことを心に留めていると語る。2018年以降の将来について質問されたブレンドン・ハートレーは「すでに意識している」とコメント。「F1デビューは夢だったし、そのあとフルタイムのドライバーになることができたけど、すぐに『OK、僕はF1にいる。どうすればそれを最大限に生かせるだろう? 正しい決断をして、改善し続けられるように頑張って、自分がここにいることに相応しいことを全員に示して、ここに留まるにはどうすればいいだろう?』とその事実を受け止めた」「一度に一歩ずつ進んで、1レースずつ集中した方がいいのはわかっているけど、去年よりもずっと準備できていると感じているし、トロロッソ・ホンダとのこの新しいチャレンジのために本当に準備はできている」ブレンドン・ハートレーは、5年ぶりにシングルシーターに移行するにあたり、ポルシェのLMP1プログラムの高度な技術的な特性がF1でレースをする準備にいかに役立ったかを説明した。「過去4年間、LMP1でポルシェで走ったことは、僕にとって完璧な準備だったと言える。ポルシェのためにル・マンでレースをすることは大きなプレッシャを伴ったし、そこはプレッシャーがかなり高いF1へと足を踏み入れるためにかなり準備を整えることができた部分だと感じている」とブレンドン・ハートレーはコメント。「再び同じようにレーストラックで20~30人のエンジニアと働いている。同様の人数、類似したプロセス、ミーティングはすべてのメカニックへの対処法などね。特にル・マンではメディアの規模の似ている」「その初期にマーク(ウェバー)やティモ(ベルンハルト)のようなドライバーと働けたこと、戦うのではなく一緒に仕事ができたことで、彼ら二人から多くのことが学ぶことができた」「F1への道は異例だったかもしれないけど、それが正しい道であり、僕にとってうまくいったことを示せることを願っている」
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