F1サンパウロGP(ブラジルグランプリ) 決勝の結果。11月3日(日)にアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェで2024年のF1世界選手権 第21戦 サンパウログランプリの決勝レースが行われた。角田裕毅(RB)は7位入賞を果たした。気温23度、路面温度29度のウェットコンディション。全車インターミディエイトタイヤを装着したフォーメーションラップでランス・ストロール(アストンマーティン)が単独スピンを喫してグラベルでストップ。スタートはアボートされた。
だが、イエローの表示をランド・ノリス(マクラーレン)が勘違いしてエクストラフォーメーションラップのためにグリッドを離れ、後続がつられて1周してしまうしまう混乱。ノリス、ジョージ・ラッセルI(メルセデス)、角田裕毅、リアム・ローソン(RB)がレース後の審議対象となった。その後、スタートはやり直しとなり、現地時間12時47分から3回目のフォーメーションラップを実施して69周でレースはスタート。その間にインタルラゴスにはポツポツと雨が降ってきた。雨は次第に強くなり、28周目にニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)がスピンしてVSCが入ったタイミングでフルウェットの賭けにでた角田裕毅を含めた数台がピットイン。だが、その後、雨脚が強くなったことでセーフティカーが入ったことで多くのマシンがタイヤを交換する。さらに、その後、フランコ・コラピント(ウィリアムズ)がクラッシュして33周目に赤旗中断。ステイアウトしたドライバーがエステバン・オコンが今季初めてアルピーヌのリードラップを記録し、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)がトップ3となる。ヒュルケンベルグはコースに復帰する際にマーシャルがアシストしたことで失格となる。全員がインターミディエイトタイヤに交換してローリングスタートでリスタート。6番手でリスタートを迎えた角田裕毅は8番手まで順位を下げる。40周目にカルロス・サインツJr.(フェラーリ)がターン8でスピンしてバリアにクラッシュ。セーフティカーが導入される。リスタートでマックス・フェルスタッペンがトップに立つと、ランド・ノリスはコースアウトして7番手まで順位を落とし、8番手に角田裕毅、9番手にリアム・ローソンが続く。優勝はマックス・フェルスッペン。17番グリッドから16ポジションアップで6月の第10戦スペインGP以来となる今シーズン8勝目、通算62勝目を挙げた。フェルスタッペンのライバルであるランド・ノリスは6位に終わった。2位にエステバン・オコン、3位にピエール・ガスリーが入り、アルピーヌがダブル表彰台を果たし、一気にコンストラクターズランキング6位に浮上した。エンストンのチームにとってダブル表彰台は11年ぶり。角田裕毅は7位入賞。チームメイトのリアム・ローソンは9位に入り、RBがダブル入賞を果たした。2024年F1 サンパウロGP 決勝 結果1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)2.エステバン・オコン(アルピーヌ)3.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)4.ジョージ・ラッセル(メルセデス)5.シャルル・ルクレール(フェラーリ)6.ランド・ノリス(マクラーレン)7.角田裕毅(RB)8.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)9.リアム・ローソン(RB)10.ルイス・ハミルトン(メルセデス)11.セルジオ・ペレス(レッドブル)12.オリバー・ベアマン(ハース)13.バルテリ・ボッタス(ザウバー)14.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)15.周冠宇(ザウバー)DNF.カルロス・サインツJr.(フェラーリ)DNF.フランコ・コラピント(ウィリアムズ)DSQ.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)DNS.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)DNS.ランス・ストロール(アストンマーティン)
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