F1は、物議を醸しているF1ブラジルGPの48周目のマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンのバトルの二人の車載カメラを含めた様々なアングルの動画を公開した。ルイス・ハミルトンは、ターン4のアウトサイドからマックス・フェルスタッペンを抜きにかかった。しかし、フェルスタッペンはインサイドを大きく回り、二人はコースオフ。フェルスタッペンがリードしたままコースに戻った。
このマックス・フェルスタッペンの防御はインシデントとしてスチュワードに記録されたが、“審議不要”として流された。マックス・フェルスタッペンは「もちろん、僕たちはどちらもコーナーで前にいようと試みた。ポジションを守るために少しブレーキを遅らせた。タイヤはすでに少し摩耗していた。実際、グリップはギリギリだったし、それが完全にエイペックスを捕らえられなかった理由だ。安全な方法だし、ちょっと膨らんでしまっただけだ」と語っている。マックス・フェルスタッペンのオンボード映像を見ると、ハミルトンがアウトサイドで前に出かけた後、ターンインできないようにエイペックスを過ぎてからステアリングを切り込んでいるように見える。ハミルトンもそこでステアリングを修正せざるを得なくなっている。レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンのルイス・ハミルトンに対する防御はまったく問題ないと主張している。「何に対するペナルティ? ゲインもなく、接触もなかった。彼ら二人の戦いにすぎなかったと思う」とクリスチャン・ホーナーは語った。最終的に優勝したルイス・ハミルトンはあまりこのインシデントを気にしていないようだが、メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、マックス・フェルスタッペンの防御は意図的なものと感じており、抗議する構えも見せている。「マックスの本当に間違った防御であり、リミットを完全に超えていたが、彼は防御するためにそれを行う必要があった。ルイスは、接触を避け、レースをあのように終わらせることで、それをさらに見事に管理した」とトト・ヴォルフは語っている。
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