F1ブラジルGPのリオデジャネイロ移転はスムーズには進んでいない。先月、2021年のF1ブラジルGPの開催予定地となっているリオデジャイロのサーキット建設予定地を巡っての入札が同市における“最大の汚職事件のひとつ”に巻き込まれていると報じられた。
現在、リオデジャネイロの司法部門は、環境影響調査の不足を理由に入札プロセスを完全に停止している。ブラジルの Globo によると「ファイル内の情報では環境の悪化が予想されている」と報道。サーキット工事を落札した米国のコンソーシアムであるリオ・モータースポーツ(Rio Motorsports)は、入札プロセスの停止に従うものの、主要な環境影響調査は現在も進行中だと主張している。ブラジル大統領ジャイール・ボルソナーロは、今年6月にF1最高責任者のチェイス・キャリーと会談し、F1ブラジルGPが2021年にリオデジャネイロに移る可能性は“99%以上”だと語っていた。
全文を読む