メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグは、ブラウンGPとメルセデスとのエンジン契約が2009年以降も更新されることを望んでいる。現在のF1レギュレーションでは、自動車メーカーが提供できるカスタマーエンジンは1チームのみとなっているが、ブラウンGPはFIAとフォース・インディアの許可を得て、メルセデス製エンジンを使用している。ノルベルト・ハウグは、2010年以降もブラウンGPとエンジン契約を結ぶには、パートナーであるマクラーレンも同意しなければならないと述べている。
メルセデスエンジンを搭載したブラウンGPが名声を受ける一方、契約が実現しない場合、イギリスのブリックスワースにあるエンジンのファクトリーで働くスタッフのうち、先日発表された50人以上のスタッフが職を失うことになると語る。「信頼性があり、責任もあるエンジンサプライヤーを持つことは非常に重要なことだと考えている。おそらくブラウンGOとは向こう3年の契約を結ぶことになるだろう」とハウグは語っている。なお、メルセデスとフォース・インディアは、2009年からの5年契約を結んでいる。