アレキサンダー・ブルツが、2009年にコックピットに座ることはほとんどないようだ。ホンダF1とリザーブ兼テストドライバーとしての契約が残っているブルツだが、新生ブラウンGPは、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロがBGP001の開発に集中している。開幕戦オーストラリアGPまで2週間となったが、今年はシーズン中のテストが禁止されており、ブルツがテストドライバーとして走行することはほぼなく、リザーブドライバーとして待機することになる。
「仕事は続けているが、アドバイザー的なものだ」とブルツは語る。「ドライバーとしての観点からチームに貢献する予定だが、レギュレーションによって僕の影響力は最小限に抑えられている」「僕から始まったテストドライバーの黄金時代はもう終わったんだ」