バルテリ・ボッタスは、アウディのワークスチームへと移行するザウバーF1チームに留まることが“プライオリティ”だが、元チームメイトのルイス・ハミルトンに代わってメルセデスへの復帰の扉を閉じることを拒否している。ザウバーF1チームは、アルファロメオとのタイトルパートナーシップ終了を受け、2026年からのアウディ参入に先立ち、来季に向けてステークF1にブランド名を変更した。
C44のローンチは、7度のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンがキャリアにわたるメルセデスとの関係に終止符を打ち、2025年F1シーズンからフェラーリに移籍するという衝撃的なニュースの数日後に行われた。ボッタスはハミルトンの後任としてジョージ・ラッセルと一緒に5シーズンを過ごしたが、ハミルトンの決断についてフィンランド人は『RacingNews365』を含む一部のメディアに次のように語った: 「こうなるとは想像もしていなかったけれど、彼にとってはいいことだからうれしいよ。ジョージ・ラッセルと交代するまでメルセデスで共に5シーズンを過ごしたハミルトンの決断についてボッタスは「こうなるとは想像もしていなかったけれど、彼にとってはいいことだからうれしいよ」と言及した。「素晴らしい挑戦だと思うし、フェラーリをトップに押し上げることは彼にとって大きなモチベーションになるだろう。ある意味でクールなことだ」「将来に向けて間違いなくムーブメントを起こすだろうし、それはスポーツ全体にとってもドライバーにとってもいいことだ」「自分の優先順位は分かっている」ハミルトンの決断により、F1ドライバー市場はメルセデスで後任が誰になるのか、さまざまな噂が飛び交うようになった。ボッタスのソーシャルメディアには、このニュースが流れたときにファクトリーの近くにいたことが書かれており、シルバーアローへの復帰を検討するかと尋ねられたが、彼は否定的だった。「嘘じゃない。前日はブラックリーにいた。メルセデスのファクトリーではなかったが、そこで他の作業をしていた」とボッタスは説明した。「いや、まだトトと電話で話していない。でも、戻るとしたら? そうだね…明らかに僕の優先順位と最大のコミットメントはアウディのプロジェクトで、それが僕の目標でもあるけど、もしそれが実現しないのであれば、行かないチームはないだろう」「でも、自分の優先順位は分かっている」