メルセデスのバルテリ・ボッタスは、FP1でクラッシュを喫し、FP2ではチームメイトのルイス・ハミルトンのペースからかなり遅れをとった。バルテリ・ボッタスは、フリー走行1回目のターン19でリアのコントロールを失ってバリアに衝突。F1シンガポールGPを最高のスタートを切ることができなかった。
「トリッキーだったし、FP1でコースオフして、少し早くに走行を終えることになった。でも、それまでは本当に好調だった」とバルテリ・ボッタスは語る。「コーナーの1つでバックエンドのコントロールを失った。ここはランオフがないので、代償を払うことになった。でも、それは起こり得ることだと思う」メルセデスのメカニックは、2回目のセッションでバルテリ・ボッタスをコースに送り出すためにマシンを修理したが、トップタイムを記録したルイス・ハミルトンとは1.121秒の差がついた。「FP2で実際に何が起こっていたのかはあまりわからないけど、すべてのシングルラン、すべてのタイヤコンパウンドでペースが足りなかったの。マシンのすべてが適切だったのかどうかはわからない」とバルテリ・ボッタスはコメント。「調べている必要がある。あれ以上速く走れないように感じたけど、ペースは1秒遅れていた。ちょっとトリッキーだね」「実際に感じることができた唯一のことは、マシンを適切に感じられなかったし、ステアリングシステムのかなりの抵抗があったことだ」「すべてをしっかり見てみるつもりだけど、すべてが100パーセントだったとは思わない。自分としてももっと良くできることを見てみる必要がある」「常にプッシュする必要があるし、Q3で最大のプッシュをする必要があることは確かだ。プラクティスではダメージを最小限に抑えなければならない」「3チーム間で接戦になると思うが、今日はルイスが好調だったのは間違いない」