2023年F1第13戦ベルギーGPのスプリントで、ポイント圏外となった9位以降のドライバーのコメント。セーフティカー先導のレースは、ローリングスタート時に10台がインターミディエイトに交換するためにピットに駆け込んだ。また、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)のクラッシュリタイアによってセーフティカーが入り、終盤にはセルジオ・ペレス(レッドブル)が接触のダメージでリタイアを喫した。
9位:エステバン・オコン(アルピーヌ)「まず、今日の素晴らしい結果を達成したピエールとチームに心からおめでとうとい痛い。この数週間は厳しい戦いが続いていたので、チームにとって重要なポイントだし、みんなのためにとてもうれしく思う。僕にとっては、とてもストレートなレースだった。コンディションは厳しかったけど、チームは戦略とピットストップで良い仕事をしてくれた。コース上ではダニエル(リカルド)やジョージ(ラッセル)と良い戦いができたけど、残念ながら今日はポイントを逃した。今は明日のグランプリに完全に集中しているし、順位を上げてシーズン前半を良い形で終えたいと考えている」10位:ダニエル・リカルド(アルファタウリ)「スプリント予選は昨日と同じようなコンディションだった。昨日の走行後にコーナーをもっと改善できると感じていたけど、実際今日は少しよくなった気がする。このような短いセッションでのスプリント予選は初めてだったので、あとはタイミングの問題だと思う。僕たちが最初にコース上に出たことで、後方のマシンがより改善された路面で走れていたので、そこが少しタイムに響いたかもしれない。全体としては進歩が感じられるので、その点については満足している。スプリント序盤はペースをキープできていたけど、路面が乾いてくるにつれ、残り3周の時点でタイヤが厳しくなり、速度が落ちてしまった。9番手を走行中、フェラーリ勢とランド(ノリス/マクラーレン)が前方に見えていて、セクター2で離されてしまったけど、ストレートでがんばって彼らを見失わないようにした。ペレスがコースオフするのが見えたけど、チェッカーを受けるまでにジョージ・ラッセル(メルセデス)とエステバン・オコン(アルピーヌ)に抜かれてしまい、ポジションを落としてしまった。レース後はどのマシンもタイヤの摩耗が激しいようだったけど、ほかよりも落ち幅が大きかった理由を調べなければならない。ポイントを獲得できればよかったけど、あとどれだけタイヤがもつのか分からない中で走っていたので、チェッカーを受けられて安心した」11位:ランス・ストロール(アストンマーティン)「今日はかなり厳しい状況だった。雨のせいで視界が非常に悪く、クルマは我々が必要とするペースを発揮できなかった。望んでいたような一日ではなかったけれど、明日はもう少し天候が安定するはずなので、何ができるか見てみるよ」12位:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)「本当にタフだった。この週末はずっとグリスティな天候に悩まされて、なかなか調子を上げることができなかった。スプリントシュートアウトではある程度理解することができたけど、マシンにニュータイヤを履かせただけだった。9コーナーを超えるとすぐにタイヤがオーバーヒートしてしまった。このようなコンディションで自分たちが弱いことが明らかになるような時期を乗り越えるのはいいことだし、タイヤがすぐにオーバーヒートするのを見れば明らかだ。ローダウンフォースのセットアップでは、このあたりでは通常うまくいくけど、コーナーでスライドして熱が高まり、タイヤがオーバーヒートし続けるような状況では、ストレートでの恩恵は得られない。明日はドライのままレースができれば、いい位置につけるだろう」13位:バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)「今日はかなりトリッキーだったけど、これまでの今週末と何も変わらなかった。天気は一日を通して信じられないほど早く変化しており、予測不可能でもあった。少なくとも、そういったすべてにもかかわらず、僕たちは良いものを得ることができた。それでも午後はいいレースができたし、楽しかった。いくつかの順位を上げることもできたしね。全体的に、今日から持ち帰るポジティブなこととして、ペースもクルマのフィーリングも良かったので、より良いスタートポジションの明日のレースに向けて自信を与えてくれている」14位:ケビン・マグヌッセン(ハース)「何も見えないというのはかなり危険だ。最初にローリングスタートが指示されたとき、まだ何も見えなかったのでかなり驚いた。もちろんターン5まで来てコーナーに入るとスピードが落ちるからまた見えるようになるけど、ストレートを下っていくと文字通り何も見えなくなる。終盤、トラックはスリックタイヤを履ける状態になっていた。クロスオーバーを過ぎていたと思うけど、スプリントでピットストップの遅れを取り戻すには周回数が足りなかったので、最終的にはそれを狙うことはできなかった。スプリントでピットストップの遅れを取り戻すには周回数が足りなかった」15位:周冠宇(アルファロメオ)「スプリントのほとんどの間、視界が非常に限られていた。最後の4~5周でわずかに視界が良くなり始めた。明らかにオーバーテイクは難しい仕事だった。全体的に、状況を考慮すると、今日の主な目標は、マシンにダメージを与えないように努することだった。レース中、ドライラインのせいでタイヤの劣化が非常に早かったため、予想よりも早くピットインすることにした。それでも、明日はほぼ曇りでドライになるはずだから、この天候は僕たちのクルマにはもっと合うはずだ。ドライコンディションであれば、素早く前に進んで順位を上げることができると確信している」16位:ローガン・サージェント(ウィリアムズ)「難しいスプリントレースで、ドライコンディションではタイヤを持たせるのに本当に苦労した。全体的に、ウィリアムズの2番目にピットインしたマシンだったことを考えれば、今日の状況から最大限のものを引き出せたと思う。あの周回を終えていれば、もう少しいいQ2ができたかもしれない。明日がドライコンディションであれば、僕たちのクルマにもっと合っているはずだし、前進するチャンスがあるはずだ」17位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)「難しかった。セーフティカーが入った1周目の最初にピットインしたグループの中にいた。順位を上げることはできたけど、ペースを上げることができなかったし、マシンは運転しにくかった。ターン15でグラベ...