ルイス・ハミルトンがフェラーリ移籍後初優勝を飾った2026年F1バルセロナ・カタルーニャGP。ジョージ・ラッセルとランド・ノリスが続き、表彰台は英国人ドライバーが独占した一方で、アンドレア・キミ・アントネッリやシャルル・ルクレールら有力勢がリタイアを喫する波乱のレースとなった。レース後にはトップ3をはじめ、ポイント獲得を果たしたドライバーやリタイアに終わったドライバーたちがそれぞれ決勝を総括。
初優勝を果たしたハミルトンの歓喜のコメントから、終盤のトラブルで表彰台を逃したアントネッリの悔しさまで、バルセロナでの激闘を振り返った。1位:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)「フェラーリで初めてレースに勝つことは子どもの頃からの夢だった。それをついに実現できて信じられない気持ちだ。昨年はこの瞬間がほとんど不可能に思えた時もあったが、フレッドが僕を信じてくれたこと、そしてチームのみんなが居心地の良い環境を作ってくれたことに感謝している。僕たちは一年を通して懸命に取り組んできたし、この数か月で多くのことが変わった。今日の結果はその努力の結晶だ。トラックにいる全員とマラネロの全員を誇りに思う。今週末投入したアップグレードは期待通りに機能し、マシンのフィーリングも素晴らしかった。チームはすべてを完璧に遂行し、ピットストップも見事だった。キャリアの中で多くの特別な瞬間を経験してきたが、これはまた違う。フェラーリには世界最高のファンがいて、彼らの情熱やエネルギー、サポートがこの勝利をさらに特別なものにしてくれる。この日は一生忘れないし、これが一緒に祝う多くの勝利の最初のひとつになることを願っている」2位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)「まずルイスにおめでとうと言いたい。昨日の予選で非常に速かっただけでなく、今日も本当に印象的なレースをした。今週末を迎える時点ではフェラーリがあれほどのペースを持っているとは思っていなかったので、今後のレースで彼らが大きな脅威になることは分かっている。僕たちはその挑戦に立ち向かい、再び勝利するために努力していく。僕自身のレースは簡単ではなかった。第2スティントと第3スティントの終盤はタイヤに苦しみ、VSCも助けにはならなかった。もしVSCがなければルイスとの戦いは非常に興味深いものになっていただろう。それでも今週末には多くの良い面があった。最初から最後までクリーンな週末で、18ポイントを持ち帰れた。これはカナダとモナコの合計より18ポイント多い。今後の1週間で立て直し、オーストリアに向けて改善したい。シュピールベルクとシルバーストンの連戦が待っており、すでに楽しみにしている」3位:ランド・ノリス(マクラーレン)「まずルイスに心からおめでとうと言いたい。彼が再び頂点に立つ姿を見ることができて本当にうれしい。今日は厳しいレースだった。先頭集団についていくためにできることはすべてやったが、彼らの方が少し上だった。それでもチャンスを逃さないよう常に近くに位置し続けたし、最終的には少し運にも助けられたが、チームが再び表彰台に戻れたことを本当にうれしく思う。現時点では勝利を安定して争うために少しずつ足りない部分がある。僕たちは良い進歩を遂げており、チームとして非常に懸命に働いているが、ライバルたちの方が少しだけ良い仕事をしている。彼らには敬意を払わなければならないし、自分たちの開発に集中する必要がある。進んでいる方向には満足しているし、最後の差を埋めるために努力を続ける」4位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)「今日は前のマシンについていくためのペースがなかった。基本的には自分自身のレースをしていただけで、前でフィニッシュしたドライバーたちより少し遅かった。チームとしてはすべて正しいことをしたし、戦略も勝利を狙えるものだった。タイヤ選択も正しかったと思う。ただ残念ながらどのコンパウンドでも前のマシンたちより遅すぎた。僕たちはベストを尽くしたし、できる限りのことをしたが、週末全体として厳しかった。こうした高負荷でデグラデーションの大きいサーキットでは苦戦する傾向があるので、今後のレースに向けて改善し、もっとペースを見つけなければならない」5位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「僕たちにとっては難しい一日だった。レースを通じてグリップとペースに苦しみ、前進することができなかった。今日のコンディションは金曜日とは大きく異なっていて、その時はもう少し強さを感じていた。なぜここまで苦戦したのかを理解するために作業が必要だ。それでもランド側ではメルセデスと戦えるだけの力があったことは励みになる。チームはピットストップで素晴らしい仕事をし、信頼性も良く、できることは最大限やれた。レビューを行い、学びを得て、オーストリアに向けて何ができるかを考えていく」6位:アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)「予選とレースに入ってからは良いペースがあったと思うが、スタートではひどいホイールスピンをしてしまった。そこはレッドブル・リンクまでに改善したい点だ。もし良いスタートが切れていればオスカーと戦えたはずなので少し残念だ。それでもこのレイアウトやコンディションを考えれば、自分たちは予想以上によくやれたと思う。オーストリアは僕たちにより合ったサーキットになるだろうし、もっと強いマシンになると期待している。スタート改善に取り組む必要がある」7位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)「もし金曜日の時点で決勝を7位で終えると言われていたら、間違いなくその結果にサインしていた。難しいスタート位置からポイント争いに持ち込むために、今日はほぼすべてを正しくやれたので非常に満足している。最終的にはVSCを利用してハードタイヤへ交換できたし、終盤のリタイアによってさらにいくつか順位を上げることができた。またしてもベスト・オブ・ザ・レストで、チームにとって良い結果と重要なポイントになった。昨日の状況を考えれば大きな前進だが、まだ理解しなければならない問題も残っている。僕たち全員にとって浮き沈みの激しい1週間だったが、ポジティブな結果で終われてうれしい。前との差はまだ大きく、その差を縮めるために努力を続けなければならない。今は満足しているし、2週間後のオーストリアに向けて気持ちを切り替える時だ」8位:リアム・ローソン(レーシングブルズ)「今日は難しいレースだった。もっと競争力があると思って臨んだが、残念ながら周囲のマシンに対してペース不足だった。...
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