マックス・フェルスタッペンはモンツァに続き、F1アゼルバイジャンGPでも再び圧倒的な強さを示し、レッドブルのドライバーは2戦連続でグランドスラムを達成した。しかし、バクーで印象的な数字を残したのは彼だけではなかった。ここでは知っておくべき数字をまとめる。
■ フェルスタッペンにとってF1キャリア通算6回目のグランドスラム(優勝/ポール/ファステストラップ/全周回リード)となった。これはルイス・ハミルトンと並び、歴代2位。トップはジム・クラーク(8回)。■ フェルスタッペンは、バクーでポールから勝利した3人目のドライバーとなった。■ モンツァでの勝利に続き、フェルスタッペンは2024年のカナダとスペイン以来となる連勝を達成した。■ フェルスタッペンはチャンピオンシップの首位オスカー・ピアストリとの差を69ポイントに縮めた。■ フェルスタッペンは今季これまでにランド・ノリス(241周)を上回る282周のリードラップを記録した。■ わずか3戦前のハンガリーでは、フェルスタッペンは優勝者から1分12秒遅れでフィニッシュしていた。■ 今回の勝利は、ローラン・メキースがチーム代表として迎えた2度目のレッドブルの勝利となった。■ メルセデスのジョージ・ラッセルにとって、2位は今季7回目の表彰台。■ メルセデスにとってバクーでの最高成績は2019年以来。■ ラッセルはこれまでアゼルバイジャングランプリで2022年と2024年に3位を記録していた。■ カルロス・サインツは3位に入り、マクラーレン、フェラーリ、ウィリアムズで表彰台を獲得した2人目のドライバーとなった。最初はアラン・プロスト。■ ウィリアムズが通常のフルレースで表彰台を獲得したのは2017年アゼルバイジャン(ランス・ストロール3位)以来。ラッセルは2021年のベルギーGP(1周のレース)で2位を獲得していた。■ サインツは本日15ポイントを獲得。これはシーズン前半の合計16ポイントにほぼ匹敵する。■ サインツはドライバーズ選手権で一気に6つ順位を上げた。レーシングブルズのリアム・ローソンにとって特に良い一日となった■ メルセデスのキミ・アントネッリは、過去6戦でわずか3ポイントしか獲得していなかったが、今回4位に入った。■ メルセデスはバクーで30ポイントを獲得し、依然としてコンストラクターズタイトルの可能性を残している。■ リアム・ローソンは自己最高の5位を記録し、レーシングブルズはコンストラクターズ選手権で6位に浮上した。■ 角田裕毅の6位は、2024年オースティン以来となるレッドブルのセカンドドライバーによるトップ8入り。■ ノリスが7位、ピアストリがリタイアしたため、マクラーレンは2023年ラスベガス(2ポイント)以来となる最少得点(6ポイント)に終わった。■ これにより、マクラーレンは今日、コンストラクターズタイトルを確定させるチャンスを逃した。■ 8位のルイス・ハミルトンは、シルバーストン以来となるチームメイトのシャルル・ルクレールを決勝で上回った。■ 9位に入ったルクレールにより、フェラーリも依然としてコンストラクターズタイトルの可能性を残した。45戦ぶりにオスカー・ピアストリが完走者リストに名を連ねなかった■ レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、2戦連続で10位フィニッシュ。■ ハースのオリバー・ベアマンは、2戦連続で12位フィニッシュ。■ ウィリアムズのアレックス・アルボンは11位でチェッカーを受けたが、接触による10秒ペナルティで13位に降格。■ アルピーヌのピエール・ガスリー(18位)とフランコ・コラピント(19位)は、今季2度目(他はハンガリー)の最下位2台完走となった。■ ピアストリのリタイアにより、34戦連続ポイント獲得と44戦連続完走(歴代2位)の記録が途切れた。■ ピアストリにとって唯一の1周目リタイアは2023年ベルギー以来。
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