カルロス・サインツJr.(フェラーリ)とセルジオ・ペレス(レッドブル)は、レース最終盤のクラッシュの責任を問われ、アゼルバイジャンGPのスチュワードに呼び出された。サインツとレペレスは、マクラーレンのオスカー・ピアストリが先頭に立った後、シャルル・ルクレールとともに表彰台の僅かな位置を争っていた。
バクー・ストリート・サーキットの51周のうち最後から2周目で、ペレスがターン1でルクレールを追い抜いて2位になれなかったあと、サインツがメキシコ人ドライバーのインを突いて3位を奪った。しかし、ペレスはターン2でなんとかサインツの背後に迫り、ターン3に向かうストレートでインサイドから追い越しを試みた際に2人は接触した。その衝撃で2人は左側の壁に激しく激突した。過去にこのレースで2度優勝しているペレスは信じられない様子で無線で『どうした?どうした?』と尋ねた。レースは事実上のセーフティカー導入により終了し、ピアストリがルクレールを抑えてチェッカーフラッグを受けた。メルセデスのジョージ・ラッセルが表彰台に昇り、マクラーレンのランド・ノリスが4位、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが5位となった。
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