F1アゼルバイジャンGPの予選後、スチュワードは予選Q1に赤旗が提示された際にランド・ノリス(マクラーレン)がすぐにピットインしなかったとして3グリッド降格ペナルティを課した。予選Q1でアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がターン15でクラッシュして2回目の赤旗が提示された際、ランド・ノリスはセクター3を走行していた。
マクラーレンは「可能であればピットに入れるように」と指示したが、ランド・ノリスは「無理だ。もう遅い」と答えて入らなかった。スチュワードは、赤旗でピットに入らなかったとしてランド・ノリスにペナルティを科すことを決定。通常であれば5グリッド降格となるが、「コース上の位置と対処するための時間が限られていたことを考慮」して“例外的”に3グリッドへと降格を減らした。これにより、予選6番手タイムだったランド・ノリスは9番手に降格。セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が6番手、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が7番手、そしてフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)が8番手に昇格する。またランド・ノリスには3点のペナルティポイントも科された。
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