岩佐歩夢(レーシングブルズ))は、2025年F1メキシコGPのフリー走行1回目(FP1)で走行を担当し、限られた1時間の中で貴重な経験を積んだ。リアム・ローソンに代わってVCARB02のステアリングを握って17番手タイを記録した岩佐歩夢は「いいセッションでした。いくつかのセットアップ項目を試して、しっかりとした走行距離も重ねられたので、自分にとってもチームにとっても良いセッションになったと思います」と振り返る。
「このサーキットではいつもトラフィックが難しいけど、今日が今年のマシンでの初走行であり、このトラックも初めてだったので、たくさんの新しい経験ができました。エンジニアやチームからも新しいことを学べたので、いい経験になりました」シミュレーター作業との比較について問われると、岩佐歩夢は冷静に分析する。「もちろんシミュレーターは実車とは完全に同じではありませんが、今日の経験は確実に今後のシミュレーター業務に役立つと思います。次にまたマシンに乗るチャンスがあれば、もっといい走りができるはずです」と語り、「これまでシミュレーターやチームでやってきたことが、今日の走行にもすごく生きたと思います」と手応えを口にした。
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