岩佐歩夢は、ビザ・キャッシュアップRBのルーキー枠で2024年F1アブダビテストに参加し、110周を走行して6番手タイムをマークした。セッション終盤にパフォーマンスランを実施した岩佐歩夢は1分24秒100をマーク。トップから0,490秒差、5番手のアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)から0.227秒差でルーキー枠では2番手タイムとなった。
「今日はスタートからとても大きな経験となり、多くのことを学びました」と岩佐歩夢はコメント。「また、チームのために、そして2025年シーズンのチームの将来のために、ベストを尽くしたいと思っていました」「チームからは、今日の結果に満足しているという良いフィードバックをもらいました。その点もとても嬉しいです。パフォーマンス走行でもかなり良いラップを走れたので、全体的には自分のパフォーマンスにかなり満足しています」「日が経つにつれて、車にどんどん自信がつき、F1マシンの感覚に本当に慣れてきたように感じます。次回また運転する機会があれば、パフォーマンスがさらに良くなることを願っています」ビザ・キャッシュアップRBのレーシングディレクターを務めるアラン・パーメインは、岩佐歩夢のパフォーマンスとフィードバックを評価した。「今日はリアムと歩夢に、アブダビGPとほぼ同様の仕様でセットアップした現行のマシンでVCARBを走らせた」「リアムはピレリの2025タイヤを装着して走行した。彼は、低燃料と高燃料でのサスペンションのセットアップ確認をいくつか行い、これらのタイヤがマシンに与える影響を評価し、来季に向けた学習を進めた」「一方、歩夢は今シーズンのタイヤを装着して走行し、アブダビでのFP1でドライブした後、再びマシンに乗り込み、とても良い一日を過ごした。歩夢は非常に快適に過ごし、素晴らしいフィードバックを提供してくれた。彼は1日の終わりにソフトタイヤで走行し、競争力のあるラップタイムを記録し、マシンに満足していた」「全体的には、非常に実りの多い一日だった。両車とも信頼性高く走り、膨大な数の周回をこなすことができた。2月に再びテストを開始する前に、検討すべきデータが大量に得られた。今シーズン、チームの皆に感謝する」