FIAの公式記者会見が3月5日、アルバート・パークで行われ、パート2にはアービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が出席した。2026年F1シーズン開幕戦を前に、3人のドライバーがチームの準備状況や新レギュレーションへの手応えなどについて語った。
Q:まず地元のヒーローから始めましょう。オスカー、マクラーレンはここ数年コンストラクターズタイトルを獲得していますが、3連覇への自信はどの程度ありますか?オスカー・ピアストリ:まだ分からない。今回はまったく違うレギュレーションだし、12カ月前と同じようなパフォーマンスになると言うのはかなり楽観的すぎると思う。上位争いにはいると思うけど、テストを見る限りメルセデスやフェラーリが少し先行しているように感じるし、レッドブルもそうかもしれない。みんな学びながらアップデートを持ち込んでいるから状況はすぐ変わる。去年はここに来る時にかなり大きな期待を持っていた。今年も良い結果は出せると思うけど、同じレベルのパフォーマンスを出すにはもう少し改善が必要だ。Q:個人的にはF1キャリアのオフシーズンごとに大きく成長してきました。2026年に向けてさらにステップアップできたと感じていますか?ピアストリ:まだシーズンが始まっていないから難しい。今年はレギュレーションが大きく変わったのが違いだね。これまでのオフシーズンで学んだことは今年にも活かせると思うけど、ドライビングスタイルや取り組んでいる課題はこれまでとかなり違う。これまでと同じプロセスでさらに一歩前進できると思うし、最終的にどこに落ち着くか見てみよう。Q:昨年ここでは競争力がありました。地元レースで勝つことにはどんな意味がありますか?ピアストリ:この質問をされるたびに1ドルもらえていたら、もう少しお金持ちになっていると思うよ。もちろん特別なことだ。どのドライバーも母国GPで勝ちたいし、それは僕も同じだ。開幕戦だから未知の要素も大きい。ここで勝てたら最高だね。マシンにその力があればもちろん、たとえなくても全力で挑むけど、どんなパフォーマンスがあるかは走ってみないと分からない。Q:ではアービッド、FIA記者会見へようこそ。今年唯一のルーキーですが、初めてのグランプリを前にどんな気持ちですか?アービッド・リンドブラッド:いい気分だよ。これがずっと目標だった。5歳の頃にレースを始めたときからの夢だったから、それが実現するのは本当にワクワクする。Q:週末で特に楽しみにしていることは何ですか?リンドブラッド:全部楽しみだけど、特に予選とレースかな。そっちの方がよりエキサイティングだから。Q:これまでのキャリアと比べて初めてのグランプリはどれほど違いますか?リンドブラッド:F2やF3よりずっと忙しい。この部屋にも普段よりずっと多くの人がいる。メディアも多いし、すべてが一段階上がった感じだね。F1は全部がステップアップしているから雰囲気も違う。でも重要なのはドライビングだから、そこに集中しようとしている。Q:テストではマシンの信頼性は良好でしたが、一番学んだことは何ですか?リンドブラッド:みんな新しいレギュレーションに慣れようとしているところだ。マシンもタイヤも違うけど、一番大きいのはエンジンとエネルギー管理だね。新しいテクニックやドライビング方法が必要になる。チームと一緒にパッケージの性能を最大限引き出す方法を見つけようとしている。Q:フェラーリはプレシーズンテストで非常に堅実に見えました。2026年に向けてチームの自信はいかがですか?ルイス・ハミルトン:こんにちは。ここに来られてうれしい。もう20年ここに来ている…長いよね。この部屋もずっと同じだ。自信というより、テストではかなりの距離を走れた。ファクトリーでも素晴らしい仕事が行われたし、テストでも多くを学んだ。去年の経験から悪い部分は置いてきて、良い部分を持って前に進んでいる。準備は整っているし、自分たちがやるべきことも分かっている。ただ新しいレギュレーションの下では大きな挑戦になる。Q:フェラーリでの2年目ですが、初年度と比べてどの程度違いを感じますか?ハミルトン:初年度とはまったく違うし、ずっといい気分だ。チームで1年過ごして文化や働き方を理解できたし、一緒に働く方法も見つけられた。チームとして今は良い状態にあると思うし、今日はチームとかなり一体感を感じている。Q:今シーズンの現実的な目標は何ですか?ハミルトン:目標は勝つこと。それが目指しているところだ。どのチームも同じだと思うけど、僕たちはすべてのチャンスを最大限活かしたい。できれば序盤からトップ争いをしたいけど、正直まだ分からない。メルセデスはかなり速そうだし、レッドブルもまだ本当の力を見せていないかもしれない。とてもエキサイティングだよ。でも僕の後ろには素晴らしいチームがいて、パフォーマンスを引き出すことに集中している。Q:20年の経験の中で学んだことで、アービッドに伝えたいことは何ですか?ハミルトン:まず20年目という感じはしない。なぜか今までで一番若く感じるし、すごくフレッシュだ。彼は18歳と言っていたけど、僕も18歳の気分だよ。すべては気持ちの問題だ。身体的にもすごくいい状態だしね。最初の年に言えるのは、まず楽しむこと。彼ももうそうしていると思う。F1ではいろいろな義務があって、このサーカスに慣れるまで時間がかかる。でも彼は冬のテストでも素晴らしい仕事をしたし、ここにいる資格がある。そして悪い日もあるけど、それを重く受け止めすぎないことだ。もちろん競争心があるから難しいけど、過去を変えることはできない。大事なのはどう前に進むかだ。Q:昨年は難しいシーズンでしたが、最近はSNSなどでも非常にポジティブな様子が見られます。その変化はどこから来ているのでしょうか?ルイス・ハミルトン:いろいろな要素がある。休暇はとても良い時間だったし、周囲の環境や一緒に過ごした人たちの影響も大きい。僕は長くこの世界にいるから、どうやって物事を切り替えるかも理解している。毎回簡単なわけじゃないけど、ポジティブなメンタルを育てることを大切にしている。冬はトレーニングに集中した。クリスマスの日からトレーニングしていたし、自分自身を信じること、自分が誰よりも努力していると信じることも大きい。それから自分自身を再発見することも大きかった。以前の投稿でも...
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