F1関係者からオーストラリアGPの主催者に対して、シンガポールのようなナイトレースを求める声があがっている。多くの視聴者がいるヨーロッパで見やすい時間帯にF1を放送するために、かねてからF1最高責任者のバーニー・エクレストンはナイトレースのアイデアを積極的に提案してきたが、州政府は却下し続けてきた。
それでなくてもアルバートパークでのイベントはビクトリア州で議論を呼んでいる。反対派は納税者の負担を受け入れられないとの姿勢を強めており、政府側までも既存の2015年以降の新契約を拒否している。最近バーニー・エクレストンは「我々としては永久にメルボルンへ行きたいと思っているが批判されてしまう。なぜなのかわからない」と述べていた。だが、地元紙 Herald Sun は、F1関係者がオーストラリアGPのナイトレース案に賛同し始めていると報道。ルイス・ハミルトンは、3年後とに通常の昼間のレースと人工照明を使ったナイトレースを交互開催するアイデアを支持すると述べた。「変化があると嬉しい。毎年同じだからね」とルイス・ハミルトンはコメント。オーストラリア出身のダニエル・リカルドも「それはいい折衷案だ」と同意。レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は「視聴者のいる場所を考えれば、メルボルンでのナイトレースというのは非常に興味深い」と述べている。関連:バーニー・エクレストン 「メルボルンとは50年契約を結んでもいい」
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