アウディは、ロサンゼルス・モーターショーでデザイン部門責任者のマーク・リヒテが『Audi prologue 』コンセプトカーを発表。リヒテはこの大型クーペでアウディブランドに新しいスタイリングの方向性を与える。「マーク・リヒテは、アウディに移動した時からデザインオフェンシブを開始しました」と述べるのは、2014年に彼をアウディに呼び寄せた開発担当取締役のProf. Dr. ウルリッヒ・ハッケンベルク。
「彼は、その明確なフィロソフィーとアウディのDNAについての正確な理解をもって、私たちにまったく新しい視点を与えてくれるデザイン戦略を作り上げました。それは進歩的で非常にエモーショナルなものであり、ブランドの技術の高さと品質を見事に表現しています。Audi prologueはその最初のプレゼンテーションであり、アウディにとってまさに‘アイコン’となるモデルです」マーク・リヒテ自身はこのショーカーのキャラクターについて「アウディの強みはスポーツ性、軽量デザイン、そしてquattroフルタイム4WDです。Audi prologueでは、私たちはこのノウハウを新しい形で表現しています – ラグジュアリーセグメントのモデルに最高のスポーツ性を融合させました。チームはエクステリア、インテリアのデザイン共に新しいアプローチを行いました。」と説明した。今後アウディのデザインは、これまで以上に強力に革新的な技術力をアピールして行くものになる。この2ドアクーペには、流れるようなエレガントな形状にスポーティで力強いデザインが与えられている。そのフォルムやラインは非常に特徴的で、多くの新しいアイディアを採用している。シンプルですっきりとしたインテリアでは、ディスプレイや操作コンセプトを融合した新しいタイプのユニットを作り上げた。インスツルメントパネルのフロント全体が大きなタッチディスプレイになっており、ユーザーインターフェースの一部は有機LEDの新型OLEDディスプレイを採用している。ショーカーの技術はパワーと快適性、そして効率性を融合させた。4.0TFSIエンジンは最大445kW(605hp)の出力と750Nmのトルクを生み出す。Audi prologueの0-100km/h加速は3.7秒。リヤタイヤが最大5度の角度がつくダイナミックな全輪操舵により、この大型クーペのドライビングの応答性と安定性は非常に高いものになっている。
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